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== モスクワ講和条約 ==
1940年3月12日、'''[[モスクワ講和条約]]'''が結ばれた。フィンランドは国土面積のほぼ10%に相当する[[カレリア]]地峡の割譲を余儀なくされた。カレリアは産業の中心地であり、第二の都市ヴィープリを含んでいた。カレリア当時住民はソ連へフィンランド全体帰属を拒み、全人口の12%にあたるカレリア地峡の42万2千人は、ソ連側が示した10日間の期限内に、故郷を離れて移住するか、ソ連市民となるか、選択を迫られた。その他にも、サッラ地区、[[バレンツ海]]のカラスタヤンサーレント半島、およびフィンランド湾に浮かぶ4島を割譲し、さらにハンコ半島とその周辺の島々はソ連の軍事基地として30年間租借されることとなり、8,000人の住民が立ち退いた。
 
フィンランド人は市民にとって、この過酷な講和条件衝撃を受けであり、その精神的ショックは、戦い続けた場合に失った領土よりも多いのではないかとさえ言われたが、これによってフィンランドは戦争を停止し、国力を回復することになる
 
== 影響 ==