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'''化学者'''(かがくしゃ)は主として[[化学]]を研究する[[研究者]]である。
 
化学を意味する"chemistry"は、[[ギリシア語]]の「雑多な素材を混ぜ合わせる」という言葉から由来したといわれるが、その本来の語源は[[アラビア語]](كيمياءまたはالكيمياء)である。[[日本語]]では「[[舎密]]学(せいみがく)」と表記したこともある。
 
語源的には、alchemist([[錬金術]]師、[[中世]]の神秘的化学者)と同じ。最初のもっとも著名な化学者は、[[バーゼル大学]][[医学部]][[教授]]だったといわれる[[パラケルスス]]で、彼は[[タロット占い]]のカードの1に描かれている「魔法使い」のモデルとしても知られている。
 
現在では、意味は[[化学]]に携わる研究者のことに限られる。他の学問領域との境界領域に携わっている場合、どう呼ぶかについての明確な定義はない。
時折[[科学者]]と取り違えられたり混同される場合があるが、[[科学]]と化学は分野の内容や範疇および定義が異なる為に「似て非なる」存在である。
 
化学者というと「長い白衣を着て、手に[[試験管]]を持つ」という[[ステレオタイプ]]があるが、実際にはそのような化学者は少ない。長白衣は「袖を引っ掛かけるため、瓶や器具を転倒させるため危険」とされ、基本的にはニチェット式の(医師等が着用する)白衣を着用する。元々は指示薬の染みをつけないようにするものであるから、割烹着以上の意味はない。また、試験管で反応させることは稀で、通常はガラス器具を組み立てて実験する。
長白衣は「袖を引っ掛かけるため、瓶や器具を転倒させて危険」といわれている。ニチェット式の(医師等が着用する)白衣を着用する。元々は指示薬の染みをつけないようにするものであるから、割烹着以上の意味はない。また、試験管で反応させることは稀で、通常はガラス器具を組み立てて実験する。
 
== 関連項目 ==
* [[化学者の一覧]]
* [[ノーベル化学賞]]
 
== 外部リンク ==
* [http://www.scs.uiuc.edu/~mainzv/Web_Genealogy/ Chemical Genealogy] - 化学者の系統樹。
 
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