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'''ヴァルティー・エアクラフト'''（''Vultee Aircraft'' ）は、1931年から1943年まで存在したアメリカ合衆国の[[航空機]]メーカーである。1943年、[[コンソリデーテッド・エアクラフト]]と合併して、[[コンベア|コンヴェア]]になった。

創業者である[[:en:gerard vultee|ジェラルド・ヴァルティー]]は飛行機設計者で、[[ダグラス・エアクラフト|ダグラス社]]で働いたのち、[[ロッキード|ロッキード社]]にうつり1928年にロッキード社の主任設計者になった。ロッキード社では[[:en:Lockheed Model 8 Sirius|シリウス]]などを設計した。1929年ロッキード社が破綻したので、1930年にロッキード社を離れて、1931年[[スチンソン|スチティンソン・エアクラフト]]と[[ライカミング]] ([[:w:Lycoming Engines|Lycoming Engines]]) などの航空機メーカーや自動車会社を所有する資本家[[エレット・コード]] ([[:w:Errett Lobban Cord|Errett Lobban Cord]]) の援助を受けて新しい会社航空機開発（Airplane Development Corporation）の主任設計者になった。その後1936年に、'''ヴァルティー航空機製造株式会社（Vultee Aircraft Division of the Airplane Manufacturing Corp.'''）と社名を変更し社長となった。

[[1938年]]1月、ヴァルティー夫妻は航空機事故で死亡してしまうが、1940年スチティンソン社と合併した会社はヴァルティー（''Vultee Aircraft Inc'' ）の名を残した。1943年にコンソリデーティッド・エアクラフトと合併する。

1939年の練習機[[BT-13 (航空機)|BT-13 ヴァリアント]]練習機や[[P-66 (航空機)|P-66 ヴァンガード]]戦闘機などが製品として知られている。