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==ヒストリート==
[[File:ヒストリート展示室.jpg|thumb|300px|館内のようす]]開館は戦後60年目を迎えた2005年9月7日。この日は[[沖縄戦]]における日米両軍の降伏調印が沖縄市森根(現在の[[嘉手納飛行場]]内)で行われたことに因んでおり、資料館が位置する[[コザ]]地域そのものも嘉手納基地に隣り合う「基地の街」として形成された経緯がある。このような特異な歴史を経験した街を紹介しているのが「ヒストリート」であり、戦後文化を中心に展示を行う資料館は県内でも珍しい。
資料館はそれ専用に建設された施設ではなく、コザゲート通りにある既存の建物の1・2階を改装して展示室にしている。従来「パルミラ通り」と呼ばれる商店街にあった旧館も空き店舗を活用したものである。旧館は施設こそ小規模であったが、米兵たちが行き交う「中央パークアベニュー(旧ビジネスセンター通り。BC通り、センター通り、とも)」と1970年に起こった住民蜂起[[コザ暴動]]の現場となった「[[沖縄県道20号線|コザゲート通り]]」を結ぶライン上に位置している。「Aサイン」バーをイメージした館内にはベトナム戦争中に賑わったコザの街の様子やコザ暴動、[[収容所]]から始まった戦後の市民のくらしなど、充実した内容となっている。
また、『沖縄市史』や『KOZA BUNKA BOX』など沖縄市が刊行する書籍の販売も行っている。[[File:ヒストリート展示.JPG|thumb|300px|戦争直後の生活用品]]