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冬の桜 (会話 | 投稿記録)
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[[産業革命]]以来、人工的な温暖化ガスの排出量が急激に増加しており、温暖化が加速度的に進行していることが国際的な社会問題となっている。火山ガスであるメタンは、世界最大の火山帯である日本列島および近海から常に大量に放出され続けていることに加え、気温が上昇すれば海底や永久凍土中のメタンハイドレートが放出されることも懸念されるため、日本は積極的にメタンやメタンハイドレートを開発し、燃焼させるべきだとする意見もある。
 
また、[[ウシ|牛]]など、[[草食動物]]の[[げっぷ]]にはメタンが含まれ、その[[糞]]からもメタンが発生するため、牛が増えるとメタンガスも増えて[[温室効果]]を助長するという説が広まり、大量の[[牛肉]]を使用・[[廃棄]]している[[ハンバーガー]][[販売]][[企業]]が[[バッシング]]される事態も発生した。人口の10倍以上の[[家畜]]を抱える[[酪農]]国の[[ニュージーランド]]では、[[ヒツジ|羊]]や牛のげっぷを抑制するという温暖化対策を進めようとしたが、農民の反対を受けている<ref>{{cite web|url=http://nature.cc.hirosaki-u.ac.jp/lab/3/animsci/030902_NZ_gas.html|title=羊などの家畜に「げっぷ税」 NZ、温暖化対策研究費に|author=弘前大学農学生命科学部畜産学研究室|date=2003-09-02|accessdate=2009年11月23日}} 朝日新聞社asahi.com2003年9月2日より引用</ref>。畜産はメタンガスの21%(ゲップ16%・糞尿5%)を排出していると言われている。<ref>{{Cite news|title=地球温暖化:メタンガスと畜産|date=2005-11-13|url=http://www.hopeforanimals.org/environment/213/|accessdate=2018-08-11|language=ja|work=畜産動物のためのサイト:動物はあなたのごはんじゃない}}</ref>
 
メタンは大気中の寿命が約12年で排出量の大半は分解され、分解量を超過する分が濃度上昇に反映される。このため、排出削減をすれば大気濃度がすぐに減少する。<ref>{{Cite web|url=http://www.cger.nies.go.jp/ja/library/qa/15/15-1/qa_15-1-j.html|title=温暖化の科学 Q10 二酸化炭素以外の温室効果ガス削減の効果 - ココが知りたい地球温暖化 | 地球環境研究センター|accessdate=2018-08-11|website=www.cger.nies.go.jp|language=ja}}</ref>
 
== 脚注 ==