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'''S-AWC'''(Super All Wheel Control)(スーパーオールホイールコントロール)は、4輪それぞれを独立して駆動力や制動力を電子制御することを軸とし、様々な電子制御を組み合わせて最適な駆動状況が得られるようにした、三菱自動車の車両運動統合制御システム(もしくはその思想)のことである。▼
=== 概要 ===
1990年代から三菱自動車では、電子制御した[[AYC]]アクティブヨーコントロールデファレンシャルを用いて、フルタイム4WD車両の旋回性能を改善しようとしてきた。▼
▲'''S-AWC'''(Super All Wheel Control)(スーパーオールホイールコントロール)は、4輪の駆動力や制動力をそれぞれ
その後、さらに電子制御化を進め、2001年にはセンターデフも電子制御でコントロールする機構[[ACD]]を[[ランサーエボリューション]]に追加し、[[横滑り防止装置]]や[[トラクションコントロール]]と総合的に組み合わせたことで、S-AWCシステムと呼称した。▼
2005年に発表されたアウトランダーでは、「スノー」の前後駆動配分は70:30、「ターマック」の前後駆動配分は90:10、「ロック」は前後駆動配分は55:45であった。▼
=== 成立 ===
後に発表された[[三菱・エクリプスクロス]]ではアクセル開度や車速、車両の走行条件などから、後輪へ伝達するトルクを常に適切に配分する「電子制御4WDシステム」を搭載。これに[[AYC]]デフではなく、AYCを擬似的にブレーキ制御で実現する機能を追加した車両運動統合制御システム「S-AWC」とした。ドライブモードセレクターも装備されており、ドライバーは状況に応じて「AUTO」「SNOW」「GRAVEL」の中から最適な制御を選択することが可能となっている。▼
▲*その後
▲*2005年に発表されたアウトランダーでは、「スノー」の前後駆動配分は70:30、「ターマック」の前後駆動配分は90:10、「ロック」は前後駆動配分は55:45であった。
▲*後に発表された[[三菱・エクリプスクロス]]ではアクセル開度や車速、車両の走行条件などから、後輪へ伝達するトルクを常に適切に配分する「電子制御4WDシステム」を搭載。これに[[AYC]]デフではなく、AYCを擬似的にブレーキ制御で実現する機能を追加した車両運動統合制御システム「S-AWC」とした。ドライブモードセレクターも装備されており、ドライバーは状況に応じて「AUTO」「SNOW」「GRAVEL」の中から最適な制御を選択することが可能となっている。
後付けではあるが、三菱社内の4輪駆動車において、ACDのみで、AYCを持たないシステムを単にAWCと呼称し、そのほかのスタンバイ4WDは普通にAWDとカタログに記載している。▼
== 関連項目 ==▼
* [[三菱・ランサーエボリューション]] 通称エボ7に初搭載▼
▲=== 関連項目 ===
* [[三菱・アウトランダー]]
* [[三菱・エクリプスクロス]]
=== 外部リンク ===
[http://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/eclipse-cross/usp/performance.html 三菱自動車エクリプスクロスのパフォーマンス ]
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[[Category:自動車のレイアウト]]
[[Category:自動車工学]]
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