「架空電車線方式」の版間の差分

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m WP:BOTR ニュートン_(単位) 改名および曖昧さ回避
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== 張力調整装置 ==
トロリ線は[[気温]]や[[日照]]の変動や流れる負荷電流による発熱により伸縮するため、たるみが発生すると集電装置の集電状況が悪化して、トロリ線の磨耗を異常に促進したり、逆に高い張力になると断線する恐れがある、そのため、架線の[[張力]]を常に一定の値に調整することが必要となる。そこで、自動張力調整装置、テンションバランサなどとも呼ばれる装置を架線に取付けて、架線の張力を自動的に一定の値に調整している。一般的な架線の張力の値としては、在来線が9.8 [[ニュートン (単位)|kN]](くだいて言えば1[[トン]])、新幹線は19.6kNとしている。一定間隔毎に設置されており、架空電車線の長さが800 m未満の場合は片側、800 m 以上1,600 m 未満の場合は両側に設置する。そのため、架空電車線同士の境目ができてしまうので、そこを電気的に接続しておく必要がある。接続の方法としては、架空電車線同士を少しの間平行に設置して、架空電車線同士をコネクタ(金具)で接続する方法で電気的に接続するため、車両側から見れば架空電車線が入れ替わるように見える。
 
=== 滑車式 ===