「未確認飛行物体」の版間の差分

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ドイツに進撃したアメリカ軍は、逃げ遅れた数名の開発関係者を捕らえたり、かろうじて残されていた残骸や崩落した土砂の中に埋もれていた一部の機体や技術資料を接収するなどした。
 
後にアメリカは、先行きに不安を感じて(アメリカ国内のスパイ網を通じて)接触してきたナチス残党軍との取引を通じて、数々の技術情報を手に入れ、それまでの研究を盛り込んでドイツの円盤機を再設計してアメリカ独自の円盤機を開発させ、地球製UFOとして極秘宇宙開発に運用したといったある。
 
他に[[東西冷戦]]期には「[[ソビエト連邦|ソ連]]の新型機」ではないかという説も盛んに主張された。確かに冷戦時代のソ連には[[Tu-95]]、[[Tu-160]]などの爆撃機をベースに改造された超長距離偵察機なども配備させていた。現在もロシアにそれらの機種は存在し稼動中である。これらは、しばしばアメリカ本土付近に現れ[[防空識別圏]](時には領空内にも)に侵入し、挑発的偵察活動を行った。日本付近にも現れた記録がある。2013年3月には、ロシアの[[Su-27]][[戦闘機]]二機が北海道北部にある[[利尻島]]の日本領空に出現した。これらの偵察機は、米軍機や[[航空自衛隊]]など[[西側諸国]]の空軍機によって確認された場合もあったが、目視確認される前に飛び去った場合も多々あった。戦闘機が超音速で飛行できる時間はごく限られているので、亜音速偵察機でも時間に余裕があれば邀撃機に捕捉確認されずに十分遠方に逃亡できる。確認できなかったものはUFOとしてアメリカ空軍の公式記録に残った。UFO記録の一部は逃亡に成功した[[偵察機]]である可能性が高い。軍事行動の多くは[[機密]]に属するため情報隠蔽が多々発生し、それらが[[陰謀論]]を助長する。このような挑発的偵察活動は、現在においても日本とロシアや中国との国境海域で多々発生している。すなわち、日本付近に未確認飛行物体が多数飛来している。2010年以前にはロシア方面から飛来した未確認飛行物体が多かったが、以後は中国方面から飛来した未確認飛行物体が多い。これらのうちいくつかはスクランブルで確認されているので、その時点で未確認飛行物体ではなくなった。