「未確認飛行物体」の版間の差分

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それを説明するかのように近年、次のような説が流布され始めている。
 
大戦中の[[ナチス・ドイツ]]は様々な形態の航空技術を研究しており、戦前から未知の電磁効果を利用した円盤型の乗り物を研究し、それが一定の成果を挙げたことからその兵器化を計画し、原爆よりも高い機密レベルに位置づけて、電磁気関係の科学者や専門家達投入する事を決定した。開発計画担当組織はSSのE-4/E-5セクション
第二次世界大戦に入るとって間もない頃には、技術的な実験機としてブリル型のシリーズを、そこからの技術的な集大成としてハウニブと呼ばれる機体併行して開発製作・実験飛行が繰り返、最終的に最も先進的な機体として成功を収めた大型機のブリル8ドイツ陥落直前に脱出機として活用され、完成した端から大勢の科学者達を乗せて国外へ避難させる一方た後特殊な技術的な実験機として研究されていた[[:e:Die Glocke|鐘(Bell)型の航空機]]などを含めた全ての円盤機研究基地はSSの手によって次々と閉鎖・破壊されていった。
 
その頃ようやくドイツ国内へ進撃したアメリカ軍は、逃げ遅れた数名の開発関係者を捕らえたり、かろうじて残されていた残骸や崩落した土砂の中に埋もれていた一部の機体や技術資料を接収するなどして、基礎的な手がかりを得る事で本国での研究を開始した。
 
だが数年後に、策源地のドイツ本国を喪失した状態での先行きに不安を感じたナチス残党軍が(アメリカ国内のスパイ網を通じて)アメリカ政府に接触を計り、彼らとの取引を通じて、数々の技術情報を手に入れた事で、ドイツの円盤機を再設計したアメリカ独自の円盤機の開発に成功し、地球製UFOとして極秘宇宙開発に運用したという説である。
 
他に[[東西冷戦]]期には「[[ソビエト連邦|ソ連]]の新型機」ではないかという説も盛んに主張された。確かに冷戦時代のソ連には[[Tu-95]]、[[Tu-160]]などの爆撃機をベースに改造された超長距離偵察機なども配備させていた。現在もロシアにそれらの機種は存在し稼動中である。これらは、しばしばアメリカ本土付近に現れ[[防空識別圏]](時には領空内にも)に侵入し、挑発的偵察活動を行った。日本付近にも現れた記録がある。2013年3月には、ロシアの[[Su-27]][[戦闘機]]二機が北海道北部にある[[利尻島]]の日本領空に出現した。これらの偵察機は、米軍機や[[航空自衛隊]]など[[西側諸国]]の空軍機によって確認された場合もあったが、目視確認される前に飛び去った場合も多々あった。戦闘機が超音速で飛行できる時間はごく限られているので、亜音速偵察機でも時間に余裕があれば邀撃機に捕捉確認されずに十分遠方に逃亡できる。確認できなかったものはUFOとしてアメリカ空軍の公式記録に残った。UFO記録の一部は逃亡に成功した[[偵察機]]である可能性が高い。軍事行動の多くは[[機密]]に属するため情報隠蔽が多々発生し、それらが[[陰謀論]]を助長する。このような挑発的偵察活動は、現在においても日本とロシアや中国との国境海域で多々発生している。すなわち、日本付近に未確認飛行物体が多数飛来している。2010年以前にはロシア方面から飛来した未確認飛行物体が多かったが、以後は中国方面から飛来した未確認飛行物体が多い。これらのうちいくつかはスクランブルで確認されているので、その時点で未確認飛行物体ではなくなった。