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{{Redirect|mesh|その他の用法|メッシュ}}
{{基礎情報 会社
|社名 = ビッグローブ株式会社
|英文社名 = BIGLOBE Inc.
|ロゴ =
|画像 = File:Shinagawa seaside park tower rakuten tower 2009.JPG
|画像説明 = 品川シーサイドパークタワー
|種類 = [[株式会社 (日本)|株式会社]]
|市場情報 =
|略称 =
|本社所在地 = [[東京都]][[品川区]][[東品川]]4-12-4<br/>[[品川シーサイド]]パークタワー
|国籍 = {{JPN}}
|本社郵便番号 = 140-0042
 
|本店郵便番号 =
|本店所在地 =
|設立 = [[2006年]][[7月3日]]
|業種 = 情報・通信業
|統一金融機関コード =
|SWIFTコード =
|事業内容 = [[インターネット]]等の[[コンピュータネットワーク|ネットワーク]]を利用した情報通信サービス、情報提供サービスの提供および、これに付帯または関連する一切の業務
|代表者 = 代表取締役社長:有泉 
|資本金 =
|発行済株式総数 =
|売上高 = 約800億円
|営業利益 =
|純利益 =
|純資産 =
|総資産 =
|従業員数 = 約600名
|支店舗数 =
|決算期 = 3月
|主要株主 = [[KDDI]]株式会社(100%)
|主要子会社 = ジー・プラン株式会社
|関係する人物 =
|外部リンク = https://www.biglobe.co.jp/
|特記事項 =
}}
'''BIGLOBE'''(ビッグローブ)は、'''ビッグローブ株式会社'''(''BIGLOBE Inc.'')が運営する[[インターネットサービスプロバイダ]]のひとつ。[[リモートホスト]]名は'''mesh.ad.jp'''。
 
== 概要 ==
BIGLOBEはインターネットプロバイダーであり、固定インタネット回線、モバイル回線の提供だけでなく、ポータルサイト、クラウドホスティング等、インターネットに欠かせないインフラ事業を提供している。BIGLOBEの由来は「大きな地球」と言う意味で、BIG(大きい)とGLOBE(球,地球)を合わせた造語。シンボルマークは「水の惑星」で、通称「びっぷる」。
 
[[1996年]][[7月24日]]、[[日本電気]](NEC)が運営していた[[インターネットサービスプロバイダ]]であるmesh、[[パソコン通信]]サービスである[[PC-VAN]]と[[コンテンツ]]配信サービスであるCyber Plazaを統合しサービス開始。[[1999年]]に既存のmesh及びPC-VAN会員はBIGLOBEに移行された。
 
[[2006年]][[7月3日]]にNECの一部門だったBIGLOBE事業本部をNECビッグローブ株式会社として分離独立させたが、その時点では引き続きNECが筆頭株主であったため、NECグループに属していた<ref>[http://www.nec.co.jp/press/ja/0607/0301.html?id=top-new20060703 NECビッグローブ株式会社の設立について] - NECプレスリリース(2006年7月3日)</ref>。このとき同時にロゴも変更された。
 
[[2007年]]3月末の時点でサービス会員の合計が1,663万人。会員減には至っていないものの、競合相手の大手プロバイダ他社と同様、以前ほどの勢いで増えてはいない。2007年に公表された中期戦略計画によると、[[FTTH]]のユーザー数は10.7%と2位につけている。NTTの公式発表が、11月現在で加入者1000万人と公表している事から、日本国内でのFTTHにおけるISP事業では100万人超で、2位のポジションにいたが、2010年3月現在ではNTTぷららに抜かれ、第3位であった。2015年3月現在、FTTHの事業は会員数が200万人で、[[OCN]]、[[NTTぷらら]]に次いで3位の地位を占めている。
 
[[2013年]]10月に、報道各社が大株主の日本電気が株式を売却すると報じた<ref name="sankei20131010">[http://sankei.jp.msn.com/economy/news/131010/biz13101019100028-n1.htm NEC、ビッグローブ売却検討  月内に1次入札も] - 産経ニュース 2013年10月10日</ref><ref name="reuters20131010">[http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE99906020131010 NEC、ネット接続業者のビッグローブを売却へ=関係筋] - ロイター 2013年10月10日</ref><ref name="jiji20131010">[http://www.jiji.com/jc/c?g=ind_30&k=2013101000820 NEC、ビッグローブ売却へ=ネット接続子会社、近く入札] - 時事ドットコム 2013年10月10日</ref>。NECは、報道時点では決定事項はないなどとしていた<ref name="sankei20131010"/>が、[[2014年]][[1月30日]]、[[日本産業パートナーズ]]に同年3月末頃に、NECが所有する全株式を売却することを発表した<ref name="IW20140130">[http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20140130_633206.html NEC「BIGLOBE」の売却について説明、ブランドやサービスは当面そのまま継続] - INTERNET Watch 2013年1月30日</ref>。ブランド名やサービスは継続される<ref name="IW20140130"/>。
 
発表の通り、2014年3月末を持ってNECは保有株式を日本産業パートナーズに売却し、4月1日付で社名を「ビッグローブ」に変更してNECグループを離脱した。
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2017年1月31日に、[[KDDI]]が経営権を100%取得し、KDDIグループ会社となった。
 
== 沿革 ==
*[[1986年]][[4月]] - [[日本電気|NEC]]のパソコン通信サービス[[PC-VAN]]開始。
*[[1995年]][[2月1日]] - インターネットサービスプロバイダ"mesh"事業開始。
*[[1996年]][[7月24日]] - "BIGLOBE"開始。
*[[1999年]][[1月]] - "mesh"と統合される。
*[[2006年]][[7月3日]] - NECのBIGLOBE事業本部が分離・独立、NECビッグローブ株式会社となる。
*[[2009年]]10月 - 競合関係であった[[富士通]]系の@niftyと、コンテンツの相互供給契約を締結した。
*[[2011年]]9月30日 - mesh.ad.jp網から接続する会員向けに提供していたプロキシサーバーを終了した。これらは「ホームページウィルスチェック」サービスで利用できるプロキシ(bgcs又はcachesv)とは違い、ウイルススキャンされなかった。
*2014年3月 - BIGLOBEだけではなく[[OCN]]、[[ニフティ|@nifty]]、[[hi-ho]]、[[au one net]]、[[So-net]]などの大手プロバイダーポータルサイトにインターネット広告を供給していた子会社であるサイバーウィングが解散した。
*[[2014年]][[4月1日]] - NECグループを離脱し。ビッグローブ株式会社に社名変更。
*[[2015年]][[2月23日]] - 本社を品川シーサイドへ移転<ref>[http://www.biglobe.co.jp/message150206 本社移転のお知らせ] - プレスリリース 2015年2月6日</ref>。
*[[2017年]][[1月31日]] - KDDIの完全子会社(機能子会社)となる。
*2017年10月1日 - 子会社のビッグローブカスタマーコミュニケーションズ株式会社を吸収合併した。
 
== コンテンツ ==
[[2004年]]にはオリジナルの[[コンピュータゲーム]]「[[Let's! 浜茶屋]]」を開発し、[[ダウンロード]]販売専用で提供すると言う実験的な試みも行っている。また、同年、[[ブログ]]サービス[[ウェブリブログ]]を開始した。
 
最近ではBIGLOBEストリーム([[アニメワン]])にて、[[UHFアニメ]]など、放送されたアニメ動画の配信も行っており、[[2010年]]にはオリジナルアニメ『[[ゆとりちゃん]]』の製作、配信も行っていた(2014年3月でアニメ事業からは撤退)。
 
[[ケータイBIGLOBE]]は、携帯電話向けの検索、動画、着信メロディ、ニュース、コミュニティ、占いなど各種コンテンツを無料提供していた。(2014年3月頃完全撤退)
 
[[2009年]]には、[[Twitter]]クライアント「ついっぷる」をリリースした。PC向けWebクライアントの他、携帯電話端末やスマートフォン向けアプリ、画像投稿やトレンド情報などのWebサービスを提供しており、日本で普及しているクライアントの一つであったが、2017年10月31日サービスを終了した。「ついっぷるトレンド」については継続するとしている<ref>[http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1710/31/news094.html 「ついっぷる」きょう終了  画像ダウンロードは11月まで]ITmedia NEWS 2017年10月31日</ref>。
 
==BIGLOBE mobile==
[[仮想移動体通信事業者]](MVNO)として[[NTTドコモ]]の通信網を活用した高速モバイルデータ通信サービス。LTE接続時下り最大150Mbpsの高速通信と、3G接続時(下り最大14Mbps)の接続エリアの広さの双方が享受できる。2017年9月、サービス名称をそれまでの「BIGLOBE LTE・3G(BIGLOBEスマホ、BIGLOBE SIM)」から「BIGLOBE mobile」に変更した事を発表した<ref>{{cite web|url=http://news.mynavi.jp/articles/2017/09/28/biglobe/|title=ビッグローブの格安SIMに「エンタメSIM」、特定の動画・音楽サービスを制限なく楽しめるオプション付き新プラン|publisher=マイナビニュース|date=2017-09-28|accessdate=2017-9-29}}</ref>。
 
=== プラン・料金 ===
{| class="wikitable"
!プラン種別
!高速データ通信容量
116行目:
|1,570円
|2,150円
|最大4枚 
|1ライセンス無料
|-
124行目:
|2,820円
|3,400円
|最大4枚 
|1ライセンス無料
|-
132行目:
|4,620円
|5,200円
|最大4枚 
|1ライセンス無料
|-
140行目:
|6,870円
|7,450円
|最大4枚 
|1ライセンス無料
|}
 
* 音声通話プランは最低利用期間としてサービス開始月からサービス開始月の翌月を1カ月目として12カ月目までご利用いただく必要があります。最低利用期間内にBIGLOBE LTE・3Gを解約するか音声通話サービスの利用をやめた場合、音声通話サービス契約解除料8,000円(税別)がかかります。 1GB音声通話スタートプランは音声通話SIMのご購入のみご利用可能です。
* 「ベーシック」コース月額基本料金(200円(税別)/月)を含みます。別途プラン申込手数料3,000円(税別)、SIMカード準備料394円(税別)と毎月ユニバーサルサービス料がかかります。ご利用に応じてSMS送信料、通話料がかかります。
 
=== 沿革 ===
*[[2012年]][[2月1日]] - NTTドコモの[[FOMAハイスピード]]網を活用したMVNO高速モバイル接続サービス'''BIGLOBE 3G'''開始。
:デイタイムプラン(月額料金1,770円。2:00~20:00使用可)・スタンダードプラン(月額料金2,770円。全日使用可)
*2012年[[3月6日]] - 加入者が急増し回線品質維持の観点から新規加入を一時中止。
*2012年[[4月23日]] - 先着100名に限り追加申込を受け付け。
*2012年[[6月1日]] - 再受け付け開始。
*2012年[[8月1日]] - NTTドコモの[[Xi (携帯電話)|Xi]]網を活用したMVNO高速モバイル接続サービス'''BIGLOBE LTE'''開始。
:デイタイムプラン(月額料金3,770円。2:00~20:00使用可)・スタンダードプラン(月額料金4,770円。全日使用可)
*2012年[[10月1日]] - BIGLOBE LTE/BIGLOBE 3G、デイタイムプラン向けに1日に限り時間制限を解除する'''ナイトオプション'''(1回315円)開始。
*2012年[[12月3日]] - BIGLOBE LTE、月額料金はそのままにUIMカードを3枚貸与まで拡張できる'''シェアオプション'''開始。
*[[2013年]][[2月1日]] - BIGLOBE 3GとBIGLOBE LTEを統合し、'''BIGLOBE LTE・3G'''とする(ライトSプラン・ライトMプランの開始)。BIGLOBE 3Gのデイタイムプラン・スタンダードプランの新規受付は終了。
*2013年[[6月1日]] - [[イオンリテール]]店頭にてUIMカード「はじめまセット」および端末とのセット販売を開始。
*2013年[[12月2日]] - BIGLOBE LTE・3G、エントリープラン(月額料金980円。全日使用可)開始。
*[[2014年]][[2月3日]] - オプションで使用可能な公衆無線LANにBBモバイルポイントとUQ_Wi-Fiを追加。iPhone等で採用されているnanoSIMカードへの変更受付開始。SMSオプション開始。
*2014年[[3月8日]] - [[ヨドバシカメラ]]でのUIMカード「はじめまセット」販売を開始。
*2014年[[7月1日]] - '''音声通話サービス開始。'''
*2014年[[9月1日]] - BIGLOBE LTE・3Gの帯域制限時および通信容量超過後の接続速度を128kbpsから200kbpsに引き上げ。
*2014年[[11月1日]] - BIGLOBE LTE・3Gの各プラン月間通信容量を引き上げ。各月額料金は据え置き。
*2014年[[12月1日]] - これまでクレジットカード払いのみだった音声通話SIMの支払い方法を、銀行口座振替及びNTT/KDDIとの合算請求にも拡大。
*[[2015年]][[4月17日]] - エントリープラン及びライトSプランの月間通信容量を引き上げ。ライトSプラン・ライトMプラン・スタンダードプランにおいて直近72時間の通信容量による速度制限を撤廃(エントリープラン及び音声通話スタートプランは継続)。データ通信容量の繰越しサービス開始(繰越容量の最大値は各プランごとに定められた月間高速データ通信容量と同量)。BIGLOBE LTE・3G利用者の家族会員サービスを無料化。
*2015年[[8月3日]] - 12Gプラン申込開始。エントリープラン及び音声通話スタートプランにおける直近72時間の通信容量による速度制限を、エントリープランは360MBから600MBに、音声通話スタートプランは120MBから200MBにそれぞれ緩和。
*2016年9月13日 - 直近72時間(3日間)の送受信の通信量合計に対して設けていた、通信速度制限に関する規定を、一部プランにおいて廃止。
*2016年11月1日 - BIGLOBE LTE・3Gのオプションサービスとして「'''エンタメフリー・オプション'''」を発売。YouTube、Apple Music、Google Play Musicが通信量のカウントされないサービス。複数の動画・音楽をカウントしないサービスとしては通信業界で初めての試みとなる。
*2016年12月1日 - 「'''エンタメフリー・オプション'''」の対象サービスとして「AbemaTV」を追加
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===端末(スマホ・ルーター)===
※2017年2月20日発売中の端末
{| class="wikitable"
!メーカー
!端末名
188行目:
|-
|シャープ
|AQUOS  SH-M04
|1,380円(アシストパックC)×24カ月<sup>*</sup>
|-
208行目:
|-
|シャープ
|AQUOS mini  SH-M03
|2,080円(アシストパックL)×24カ月<sup>*</sup>
|-
227行目:
|1,040円(アシストパックM)×24カ月<sup>*</sup>
|-
|海外版 
新品またはメーカー整備品
|iPhone SE 16GB
|2,080円(アシストパックL)×24カ月<sup>*</sup>
|-
|海外版 
新品またはメーカー整備品
|iPhone 6 16GB
|2,700円(アシストパックS)×24カ月<sup>*</sup>
|-
|海外版 
新品またはメーカー整備品
|iPhone 6 Plus 16GB
252行目:
*
 
==== 以下は過去に提供されていて現在は新規提供を終了した端末 ====
*[[SH-02F|SHARP AQUOS SH-M01]]
*[[LG_G2_mini|LG G2 mini for BIGLOBE(LG-D620J)]]
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==脚注==
<references />
 
== 関連項目 ==
*[[品川シーサイド駅]] - 本社最寄り駅のひとつ。[[2015年]][[8月1日]]より副駅名がビッグローブ本社前。
*[[中井圭]] - 当社に勤務する映画評論家。
== 外部リンク ==
*[https://www.biglobe.co.jp/ ビッグローブ株式会社]
*[https://www.biglobe.ne.jp/ BIGLOBE]