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[[ファイル:Otvorena knjiga.JPG|thumb|right|250px|現代的な本]]
[[ファイル:Livre Ouvert.jpg|thumb|right|250px|本(部分)]]
'''本'''(ほん)は、'''書籍'''(しょせき)または'''書物'''(しょもつ)とも呼ばれ、[[木]]、[[竹]]、[[絹布]]、[[紙]]等の軟質な素材に、[[文字]]、[[記号]]、[[図画]]等を筆写、[[印刷]]し、[[糸]]、[[接着剤|糊]]等で[[装丁]]・[[製本]]したもの(銭存訓(1990)<ref group="書誌" name="SenSonkun001">{{Cite book ja-jp |author=銭存訓 |translator=宇都木章[ほか] |year=1980.9 |title=中国古代書籍史 |ncid=BN01440591 |accessdate="2012-11-19}}p.208 </ref>)。狭義では、複数枚の紙が一方の端を綴じられた状態になっているもの。このまま状態で紙の片面をページという。本を読む場合はページをめくる事によって次々と情報を得る事が出来る。つまり、狭義の本には[[巻物]]は含まれない。端から順を追ってしかみられない巻物を伸ばして蛇腹に折り、任意のページを開ける体裁としたものを[[折り本]]といい、折本の背面(文字の書かれていない側)で綴じたものが狭義の「本」といえる。本文が縦書きなら右綴じ、本文が横書きなら左綴じにする。また、[[1964年]]の[[国際連合教育科学文化機関|ユネスコ]]総会で採択された国際的基準は、「本とは、[[表紙]]はページ数に入れず、本文が少なくとも49ページ以上から成る、印刷された非定期刊行物」と、定義している。5ページ以上49ページ未満は[[小冊子]]として分類している<ref>[http://www.mext.go.jp/unesco/009/004/028.pdf 「図書、新聞及び定期刊行物の出版及び配布についての統計の国際的な標準化に関する改正勧告(仮訳)1985年11月1日 第21回ユネスコ総会採択」]</ref>。
 
内容([[コンテンツ]])的にはほぼ従来の書籍のようなものでも、紙などに文字を書いたり印刷するのではなく、電磁的または光学的に記録・再生されるものや[[コンピュータネットワーク|ネットワーク]]で流通させるものは、[[電子書籍]]という。