「C-130 (航空機)」の版間の差分

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: 翼の設計を改め、電子機器を一新した。エンジンをアリソン T56-A-15に換装。当初は輸出向けとして[[1964年]]頃から採用され始め、[[1975年]]から[[アメリカ空軍]]への配備が始まった。
: 現時点で最も多く、そして長く生産されたモデルであり、1,087機が[[1996年]]まで生産された。
;:; C-130H AMP
:: C-130Hの[[アビオニクス]]近代化型。
;:; C-130H-30
[[ファイル:RMAF Hercules MRD.jpg|thumb|250px|C-130H-30]]
:: C-130Hの胴体延長型。
:: 大型の貨物を搭載すると最大離陸重量に達する前に貨物室が満杯になってしまう問題を解決するために開発された。胴体の前後にプラグを挿入することで4.57m胴体を延長し、積載能力が向上したが離着陸性能が低下したため、用途に応じて通常のC-130Hと使い分けられた。
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;:; T.10
:: [[スペイン空軍]]でのC-130Hの呼称。
;:; CC-130E/H
:: [[カナダ空軍]]でのC-130E/Hの呼称。
;;::; Tp84
::: [[スウェーデン空軍]]でのC-130E/Hの呼称。
;:; C-130K(ハーキュリーズ C.1)
[[ファイル:Royal Air Force C-130K Hercules Lofting.jpg|thumb|250px|ハーキュリーズ C.3(C-130K)]]
:: C-130Hの[[イギリス空軍]]向け。
:: 各種装備品にイギリス製のものを使用している。後に[[空中給油]]プローブを追加した機体は'''ハーキュリーズ C.1P'''とも呼ばれる。
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;;::; ハーキュリーズ C.3
::: C-130H-30のイギリス空軍向け。全機がC.1からの改造機である。
::: 後に全機に空中給油プローブが追加され'''ハーキュリーズ C.3P'''とも呼ばれる。
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: [[電子戦機]]型。
: メーカーが製造した機体以外にも、供与国で独自改造した同等機が存在する。
;:; EC-130E 通称:コマンド・ソロ(Command Solo)
:: テレビなどによる宣伝放送を行う[[心理戦]]・情報戦活動型。
;:; EC-130E(RR)通称:リベット・ライダー(Rivet Rider)
[[ファイル:EC-130E 193rd SOS PA ANG at Middletown 1992.JPEG|thumb|250px|EC-130E(RR)リベット・ライダー]]
:: コマンド・ソロの派生型。
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;:; EC-130E ABCCCIII
:: 空中指揮統制センター型。
;:; EC-130H コンパス・コール(Compass Call)
[[ファイル:EC-130H 41st EWS taking off Davis-Monthan AFB 2007.jpg|thumb|250px|EC-130H コンパス・コール]]
:: 通信妨害機型。
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;:; EC-130G/Q
[[ファイル:EC-130Q TACAMO VQ-4 in flight 1984.jpg|thumb|250px|EC-130Q]]
:: [[潜水艦]]と通信中継を行う[[:en:TACAMO|TACAMO]]機型。
:: 現在は[[E-6 (航空機)|E-6]]と交代済み。
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;:; EC-130V
[[ファイル:EC-130V side view at CGAS Clearwater 1993.JPEG|thumb|250px|EC-130V(アメリカ沿岸警備隊所属機)]]
:: [[E-2 (航空機)|E-2 ホークアイ]]の早期警戒[[レーダー]]を搭載した[[早期警戒機|AEW]]型。
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: 海洋捜索救難、海上哨戒、物資輸送を兼務する多目的型。
: [[アメリカ沿岸警備隊]]が利用する。HC-130Bは当初'''R8V-1G'''と呼称されていた。
;:; HC-130H
:: アメリカ空軍の[[捜索救難#戦闘における捜索救難|戦闘捜索救難機]]型。
:: アメリカ沿岸警備隊でも使用されており、こちらはC-130JをベースにしたHC-130Jに移行中。
;:; HC-130N 「コンバット・キング」
[[ファイル:Lockheed HC-130N AFRES in flight 1986.JPEG|thumb|250px|HC-130N コンバット・キング]]
:: [[空中給油機]]としての能力を付加した型。
:: アメリカ空軍[[2017年]]度予算でも調達が予定され、現在も新造が続く現行タイプである。
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;:; HC-130P 「コンバット・キング」
:: 救出作戦支援型。
:: N型との差異は[[:en:Fulton surface-to-air recovery system|フルトン回収システム]]の有無だが、同システムはのちに撤去された。1996年に形式名が変更され、MC-130P 「コンバット・シャドウ」として特殊作戦型のMC-130シリーズに組み入れられた。
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; KC-130F
: 空中給油/輸送機型。
;:; KC-130R
:: KC-130Fの燃料搭載量増大型。機体はC-130H相当。[[海上自衛隊]]の保有するC-130Rの原型機でもある。
;;::; KC-130T
::: KC-130Rの[[アビオニクス]]近代化型。
;;;:::; KC-130T-30
:::: KC-130Tの[[胴体]]延長型。2機のみ製造。
;:; KC-130B
:: [[インドネシア空軍]]と[[シンガポール空軍]]のみで使用されている空中給油/輸送機型。
;:; KC-130H
[[ファイル:Spanish KC-130H and F-18.jpg|thumb|250px|[[F/A-18 (航空機)|F/A-18]]に空中給油を行うKC-130H]]
:: 輸出向け空中給油/輸送機型。
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;;::; TK.10
::: [[スペイン空軍]]でのKC-130Hの呼称。
;:; ハーキュリーズ C.1K
:: [[イギリス空軍]]独自の空中給油機型。
:: [[フォークランド紛争]]後間もない[[フォークランド諸島]]で[[マウント・プレザント空軍基地]]が完成するまでの間応急的に使用された機体であり、既に退役済。
208行目:
: 当初からMC-130として作られたもののほか、C-130からの改修、HC-130シリーズからの分類変更など、いくつかのバリエーションがある。
{{main|MC-130 コンバット・タロン}}
;:;MC-130W「コンバット・スピアー」
::主に空軍部隊で冷戦を戦い抜き経年化したC-130Hに対して、延命工事とMC-130としての能力付与を施したモデル。
; NC-130
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; TC-130
: アメリカ海軍の訓練/汎用輸送機型。
;:; TC-130G
:: かつてアメリカ海軍所属[[ブルーエンジェルス]]専用機「ファットアルバート」として、1機だけ運用されていた機体。
; VC-130
230行目:
: 気象観測機型。HC-130Hから改造された機体も存在。
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;:; ハーキュリーズ W.2
:: イギリス空軍が1機だけ運用していた、ハーキュリーズ C.1の気象観測機型。
; L-100(L-382)
: C-130Eをベースにした民間型。シリーズ累計で115機生産。[[1965年]]に形式証明を取得。
;:; L-100-20
:: L-100の胴体を2.54m延長した胴体延長型。新規製造機とL-100からの改造機が存在する。
:: 少数製造のみに留まったが、中型戦術輸送機を必要としていた[[ペルー空軍]]が主力[[輸送機]]として運用中。
;:; L-100-30
[[ファイル:Northwest Territorial L-100-30.jpg|thumb|250px|L-100-30]]
:: L-100-20の胴体をC-130H-30と同等まで延長した型。