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'''東山法門'''(とうざんほうもん)とは、[[中国]]の[[唐]]初、[[蘄州]][[黄梅県]]を中心として宗風を振るった[[道信]](第四祖)・[[弘忍]](第五祖)の師弟を中心とした[[禅宗]]の一門を指す言葉である。
 
東山とは、弘忍が住した黄梅県の馮茂山(五祖山)を言う。同じく黄梅県の双山(四祖山)が「西山」と呼ばれるのに対して、「東山」と呼ぶ。よって、東山法門とは、本来は、門弟子の活躍により広く知られるようになった弘忍の教法・一派を指す言葉であった。
 
しかし、今日一般には、確実な師弟関係を有し、活躍地域が密接していることなどをもって、道信の教法・一門をも含めて東山法門と称している。