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[[日本の医療|日本]]では欧米とは異なり長年プライマリ・ケア医としてのスペシャリティは存在せず、開業医や一般病院の外来などで、一般の内科医、小児科医などによって提供されてきた。 しかしながら日本は、高齢者は複数の疾患を抱え、かつ財政的な理由により長期入院や過剰な医療機関受診を削減する必要に迫られているため、プライマリケア制度の改善が求められている。
 
近年、日本プライマリ・ケア学会が認定する「プライマリ・ケア専門医」、日本家庭医療学会が認定する「家庭医療専門医」などの資格が発足したが、ジェネラリストとしての専門性が統一されておらず、現在プライマリ・ケア関連の3学会(総合診療医学会、日本プライマリケア学会、日本家庭医療学会)が合同でジェネラリストの専門資格について検討中である<ref>[http://www.genmed.saga-med.ac.jp/senmoni/senmoni.htm 総合診療関連専門医制度につそいて(佐賀医大総合診療部)]</ref>。2010年に上記3学会が合併し主に一般医・家庭医を中心とした一般社団法人[[日本プライマリ・ケア連合学会]]として発足した。同時に病院総合医を中心とする日本病院総合診療医学会も発足した。
 
2017年より'''総合診療専門医'''が発足する。