「日本航空」の版間の差分
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多数の[[ワイドボディ]]航空機を保有する日本航空(JAL)は、1990年代以降本格的に国際線業務に参入した[[全日本空輸]](ANA)と共に日本発着による営業運航を行っており、毎日[[欧米]]諸国を初めとした国際都市と日本を結ぶ長距離国際線を多く運航している。2015年現在でも日本企業の海外出張など国際的経済活動を支える主要航空会社であり、[[2014年]]には現行の国際線主力機材[[B777]]シリーズに替わる次期主力機材として、日本航空としては史上初となる[[エアバス]]社の大型旅客機[[A350]]型機を確定31機、オプション25機発注しており、高い航続距離と快適性を併せ持つこの新機材は、[[2019年]]から順次導入予定である。
現在では[[東京国際空港|羽田空港]]の再国際化に伴い、大幅に国際線就航都市を増やしたANAと日本国民のニーズに協力して応える体制が確立され、かつて20世紀に双発機に課されていた渡洋飛行規制[[ETOPS]]が大幅緩和された事もあり、連続飛行による[[航続距離]]が大幅に向上した中型機材[[B787]]([[ドリームライナー]])の保有機数増加も大きな要素として働き、[[2015年]]末時点でのJAL及びANA両社を合計した日本発着による直行国際便就航地は、西側としての国策的な関係もあり、国際線の運航が[[日本エアシステム]](JAS)合併以前の日本航空による事実上の寡占状態であった[[冷戦時代]]よりも大幅に増えている。2013年頃から日本にも本格的に進出した国外[[格安航空会社]]による[[東アジア]]及び[[東南アジア]]各地への独自路線開設が相次ぎ、[[首都圏 (日本)|首都圏]]を経由せず海外に渡航する事が容易となり、一般国民による個人旅行としての海外旅行は、バブル経済期以前と比べさらに気軽に楽しめるようになった。日本航空の自社運航便としても、[[東京]]/[[東京国際空港|羽田空港]]発着[[英国]]/[[ロンドン]]・[[ヒースロー空港]]線が高搭乗率を維持しており、[[2015年]]11月からは、[[2001年]]以来の約14年ぶりの復活となる[[成田国際空港]]発着[[テキサス州]]・[[ダラス・フォートワース国際空港|ダラスフォートワース]]線を開設した。[[北米大陸]]路線については大型機材で運航する[[アメリカ合衆国]]/[[ニューヨーク]]・[[ジョン・F・ケネディ国際空港]]や[[マサチューセッツ州]]・[[ボストン]]への直行便に次ぐ主力路線として、最新鋭機材[[B787]]-8型機の新仕様機材である「JAL SKY SUITE 787」で運航するアメリカ合衆国南部への主力路線として運航している。同空港からの国際線運航便数は、13路線・1日20便(2015冬ダイヤから中国路線増便のため)となっており、
世界的な[[航空連合]]のひとつである「[[ワンワールド]]」に加盟しており、[[コードシェア便]]によるネットワーク拡充、共通運賃の導入、マイル加算の多様化など利便性を高めている。[[ブリティッシュ・エアウェイズ]]や[[アメリカン航空]]、[[キャセイパシフィック航空]]、[[カンタス航空]]、[[イベリア航空]]、[[フィンエアー]]などのワンワールド各社や、[[エミレーツ航空]]、[[大韓航空]]などのワンワールド以外の航空会社とのコードシェアによる他社運航便を含めると、[[2015年]]4月現在、世界51か国・地域の305空港へ運航している(太平洋路線での[[グアム]]は米国領、[[パペーテ]]は[[フランス領ポリネシア]]として[[フランス]]扱いとして算定)<ref>日本航空 [http://www.jal.com/ja/outline/corporate/route.html 「路線・航空機数」]</ref>。
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[[アドルフォ・スアレス・マドリード=バラハス空港|マドリード]]や[[ベルリン・テーゲル空港|ベルリン]]、[[デュッセルドルフ空港|デュッセルドルフ]]などワンワールド加盟航空会社が拠点とする都市<ref>http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M2RSCY1A74E901.html</ref>、[[ヤンゴン国際空港|ヤンゴン]]や[[中華人民共和国|中国]]の地方都市など経済成長の著しい都市<ref>http://www.47news.jp/CN/201204/CN2012042001001317.html</ref> への新規路線開設や、[[ングラ・ライ国際空港|デンパサール]]や[[グアルーリョス国際空港|サンパウロ]]、[[ミラノ]]など[[経営再建]]時期に撤退した路線を念頭として、[[2013年]]頃からの本格化した外国人訪日ブームが追い風となり、JALの業績は急速に回復した。長く続いた次期長距離機材([[A350]])の選定完了と黒字体質回復に伴い、以前の自社運航路線の復活や新路線開設が検討中である。
==== 過去の定期就航地 ====
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