「柳田國男」の版間の差分

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=== 全集・文庫 ===
*'''筑摩書房'''版「全集」の刊行一覧
** 『定本 柳田國男集』(全31巻別巻5)は、没する寸前に刊行開始し短期間で完結(※別巻1・2巻は「[[朝日新聞]]論説集」、3巻は「故郷七十年、同増補」<ref>『故郷七十年』は晩年の口述回想[[嘉治隆一]](朝日新聞記者)と宮崎修二朗([[神戸新聞]]記者、著書に『柳田国男 その原郷』([[朝日選書]]、1978年))が筆記しまとめた、新版は(朝日選書、オンデマンド版2002年)と(のじぎく文庫・神戸新聞総合出版センター、新装版2010年)があり、2016年には講談社学術文庫で再刊された。他に石井正己が再編した『柳田国男の故郷七十年』(PHP、2014年)がある。</ref>は晩年の口述回想[[嘉治隆一]](朝日新聞記者)と宮崎修二朗([[神戸新聞]]記者、著書に『柳田国男 その原郷』([[朝日選書]]、1978年))が筆記しまとめた。4巻は「炭焼日記・書簡」、5巻は「総索引、書誌、年譜」)、新装版が[[1970年代]]半ば前後新装版を刊行(函を軽くした)。
** 1978-81年に、資料編(全5巻、内容は基本文献の項目を参照)を加えた愛蔵版(装丁は新装版と同一)が刊行。1978-79年に、代表作を現行仮名遣いで読み易くした『新編 柳田国男集』(全12巻)刊行した。
** 1989-91年に、'''[[ちくま文庫]]'''版『柳田国男全集』(全32巻、新字+現行仮名遣い)が刊行、大いに反響を呼んだ。
** 1997年秋より、新たな『柳田國男全集』(新字+歴史的仮名遣い、全36巻+別巻2予定)を刊行開始。著作編は十数年を経てほぼ完結(2006年6月以降未刊だったが、2010年9月に第22巻、2014年3月に第34巻、2015年6月に第35巻が刊行)。第36巻(書簡集)、別巻(資料補遺・年譜・書誌+総索引)が編さん
* 文庫判の現行は、[[岩波文庫]](一部改版)、[[ちくま文庫]]、[[講談社学術文庫]]<ref>他に、[[新学社]]『近代浪漫派文庫16 柳田國男』([[歴史的仮名遣い]])と、[[講談社文芸文庫]]『柳田國男文芸論集』(巻末に書誌・年譜)がある。</ref>に多く書目があり重版されている。2013年より[[角川ソフィア文庫]]で多く改訂(没後半世紀を経て著作権が消滅したため、かつては[[角川文庫]]<ref>創元社(創元選書・創元文庫ほか)での出版を引き継ぐ形で、角川文庫で多数出版。</ref>で約20冊が刊行)し刊行した。