「NHK-FM放送」の版間の差分

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[[日本]]で初めての本格的なFM放送の実験局(現[[実験試験局]])として、[[NHK放送センター|東京]](JOAK-FMX{{Refnest|group="注"|name="fm-test"|NHKのFM放送の実験局で呼出符号があったのは東京・大阪のみ<ref>{{Cite|和書|author=日本放送協会総合放送文化研究所放送史編修室|title=NHK年鑑'67|date=1967|publisher=日本放送出版協会|pages=518}}</ref>。}})で[[1957年]][[12月24日]]19時に送出を開始した<ref group="注">初めの番組は、[[ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン|ベートーヴェン]]作曲の[[交響曲第9番 (ベートーヴェン)|交響曲第9番]]「合唱」で、演奏は、ヴィルマ・リップ(ソプラノ)、 エリーザベト・ヘンゲン(アルト)、ユリウス・パツァーク(テノール)、 オットー・ヴィーナー(バス) 、[[ヤッシャ・ホーレンシュタイン]]指揮、 ウィーン・プロ・ムジカ交響楽団による、[[1956年]]にモノラルで録音された、米VOX原盤の[[レコード|LPレコード]]の再生によるものだった。現在この音源は、[[日本コロムビア|コロムビア]]よりCDにて入手できる(CD番号:COCQ-84706)。</ref>。その後、[[NHK大阪放送局|大阪]](JOBK-FMX<ref group="注" name="fm-test" />)、[[NHK名古屋放送局|名古屋]]など全国主要都市で実験局が開局した。当初は[[モノラル放送]]であったが、[[1963年]][[12月16日]]には[[実用化試験局]]となった東京局で[[ステレオ放送]]を開始した。
 
[[1966年]]までに全国規模で地方局の開局を行い、[[1969年]][[3月1日]]に実験局・実用化試験局が放送局(現[[地上基幹放送局]])に種別変更し、本放送を開始した。[[1977年]][[11月]]には全国全てのローカル放送でもステレオ放送が可能となった。[[2011年]][[9月1日]]からは、『[[NHKネットラジオ らじる★らじる]]』によってインターネット経由でも聞くことができるようになり、さらに[[2017年]][[10月2日]]からは民放サイマル配信サービス「[[radiko]]」でも一部地域において[[radiko#NHKラジオの実験配信|試験配信]]を実施している<ref name="oricon20170920">[http://www.oricon.co.jp/news/2097560/full/ NHKラジオ「radiko」に期間限定で配信 10月2日から半年間] ORICON NEWS 2017年9月20日</ref>([[2018年]][[3月30日]]をもって一旦終了後、[[4月12日]]より配信地域を全国に拡大して再開予定。但し、第2次実験配信は、[[NHK放送センター#NHK本部(東京ローカル)|東京・渋谷]]から配信される[[県域放送|東京都域放送]]のみ全国同一コンテンツとして配信<ref name="avw20180322">[https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1112962.html NHKラジオのradiko.jp配信、4月12日正午から全国へ拡大],AV Watch,2018年3月22日</ref><ref name="radikopr20180322">[https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000007490.html ラジコでNHKラジオが聴ける4月12日(木)より、全国を対象に2018年度の実験配信を開始],株式会社radiko,2018年3月22日</ref>)<ref group="注">ただし、権利上の理由で同時配信されない番組が一部ある。また、聴けるのは一部の局にすぎない。</ref>。
 
[[周波数変調]](FM)と[[超短波]]の広帯域を生かして高品位な放送ができることにより、[[J-POP]]、[[洋楽]]以外に[[クラシック音楽]]や[[ワールドミュージック]]、[[邦楽]](純邦楽)、[[民謡]]などあらゆるジャンルの音楽の他、[[伝統芸能|古典芸能]]、[[ラジオドラマ]]などを織り込んで放送している。