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'''ブースター効果'''(ブースターこうか、''booster effect'')は、体内で1度作られた[[免疫]]機能が、再度[[抗原]]に接触することによって、さらに免疫機能が高まることを意味する[[生物学]]用語である。日本語名は'''追加免疫効果'''である。

== 概説 ==
2000年代に日本で[[麻疹]]が流行したのは、麻疹に罹患している人に接触する機会が失われ、このブースター効果が得られず追加免疫をもてなくなったことに由来する。ブースター効果は[[予防接種]]にも応用されており、子供のインフルエンザワクチンや、[[麻疹・風疹混合ワクチン|MRワクチン]](麻疹・[[風疹]]混合)や[[新三種混合ワクチン|MMRワクチン]](麻疹・[[流行性耳下腺炎]]・風疹混合)は2回行うが、これはブースター効果によって追加免疫を獲得することを狙って行われている。
 
== 関連項目 ==