「ビグ・ザム」の版間の差分

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テレビ版第35話で、ジオン公国の[[ザビ家#ギレン・ザビ|ギレン・ザビ]]より援軍としてア・バオア・クーからソロモンに送られる<ref name="公式Web"/>が、ザビ家三男でソロモン司令官でもある[[ザビ家#ドズル・ザビ|ドズル・ザビ]]は、「戦いは数だ」と逆に憤慨する<ref group="注">ドズルは[[リック・ドム]]10機の方がよいと怒るが、彼はシャアを重用するキシリアへの対抗意識からソロモン戦直前に[[機動戦士ガンダムの登場人物 ジオン公国軍 (あ行-さ行)#コンスコン|コンスコン]]機動部隊をホワイトベース戦に投入。巡洋艦4隻とリック・ドム18機を失っている。</ref>。本機は分解された状態で[[ジオン公国の艦船及びその他の兵器#パプア|パプア級補給艦]]に積載され、ソロモンに到着。ただちに要塞内部のファクトリーで再組み立てが行われるが、ソロモン戦の序盤には間にあわず出撃はしない。
 
テレビ版第36話では、起死回生の一撃としてドズルら4人(操縦1、火器管制1、航法1、機長(ドズル)1)が搭乗し、先陣を切って残存兵力を糾合して出撃するも、ソーラ・システム第二照射を受けて全艦隊の1/4に相当するソロモン残存艦隊を損失。急遽作戦変更してソロモンから撤退するジオン公国軍艦艇の時間稼ぎ役となる。要塞内部に侵入した[[ジム (ガンダムシリーズ)|ジム]]や[[ボール (ガンダムシリーズ)|ボール]]部隊などの連邦軍[[一年戦争#チェンバロ作戦(ソロモン攻略戦)|ソロモン侵攻]]部隊を殲滅するが、過剰な火力を要塞内部で使うことは味方の損害が大きいために要塞から出撃。ビーム砲による長距離攻撃で連邦軍宇宙艦隊の[[マゼラン (ガンダムシリーズ)#マゼラン級|マゼラン級]]や[[サラミス (ガンダムシリーズ)|サラミス級]]を多数撃沈する。その中には、[[機動戦士ガンダムの登場人物 地球連邦軍#ティアンム|ティアンム]]艦隊旗艦「タイタン」も含まれる。以上の戦果から、ドズルは「ビグ・ザムが量産の暁には連邦なぞあっという間に叩いてみせるわ」とうそぶくが、すでに資源、運用人材両面でジオンにはビグ・ザムを量産する余力など残っていないと考えられた。
 
圧倒的な性能で、連邦軍を返り討ちにするビグ・ザムだったが、Iフィールドジェネレーターによるバリアシステムはゼロレンジからのビーム攻撃を無効化できないという弱点を連邦軍パイロット[[スレッガー・ロウ]]に見抜かれ、アムロ・レイの操縦する[[ガンダム (架空の兵器)|ガンダム]]を乗せた[[Gファイター]](映画版では[[コア・ブースター]])に肉薄攻撃をしかけられる。迎撃によりスレッガー機は撃墜されるものの、分離したガンダムが至近距離からビーム・ライフルで攻撃。さらに[[ビーム・サーベル]]で白兵戦を挑むという攻撃により撃破される。
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漫画『THE ORIGIN』では、もともとドズルがジオンのMS開発を主導していたという設定になっており、本機も小説版同様ドズル自身の命により開発されている。スレッガーの特攻はビグ・ザムの足がコア・ブースター部分を握り潰し、その結果分離したコア・ファイターが特攻するかたちに変更されている。
 
劇場版Ζ機軸で描かれた漫画『[[機動戦士Ζガンダム デイアフタートゥモロー ―カイ・シデンのレポートより―]]』では、ジオン残党軍の所有機体が[[カラバ]]と協力して[[ティターンズ]]の[[グリプス戦役#キリマンジャロ襲撃|キリマンジャロ]]基地攻略作戦]]に参加する。少なくとも8機が確認されており、[[かんじき]]を装着している。これらの機体は[[一年戦争]]後[[アナハイム・エレクトロニクス社]]に吸収された旧ジオン開発者たちの手によって[[宇宙世紀の施設と地名#キャリフォルニアベース|キャリフォルニアベース]]周辺で密かに生産・完成されている。
 
== バリエーション ==