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このサイト<ref>[https://www.blackcas.com/ 問題の不正B-CASの通販サイト]</ref>によると、[[2012年]]ごろからこの不正B-CASカードを製造・発売しており、'''「[[日本における衛星放送#地デジ難視対策衛星放送|衛星のセーフティネット]](地デジ難視聴対策による衛星放送での在京キー局の再配信)を含めたBS・CSのチャンネルを放送事業者に加入手続きをすることなく半永久的に視聴できる」'''と謳っていた。更に'''「このカードは自己完結タイプであり、一旦ICチップに使用許可が書き込まれると、外部からのコマンドを受けて、勝手に変更することができません。放送事業者がカードのナンバーを知らなければ、カードの無効化(視聴許諾取消し)はできません。言い換えると、どの機器に使われても、放送事業者に把握されることは不可能です」'''とする説明が書かれていた。またミニB-CASに対応するため、抜き取りができるようになっていた。
 
更にこのサイトは'''「(不正B-CASの販売会社)はB-CAS株式会社に買収されました。 (不正B-CASカード)のご注文方法について、「商品のご購入」のページをご覧ください。(注文書の送り先としてビーエス・コンディショナルアクセスシステムズB-CAS社本社住所が記載されている)」'''であったり'''「偽物サイトにご注意ください。偽物サイトと買うと、詐欺に遭うおそれがありますので、くれぐれもご注意ください。」'''などとした注釈をサイトに掲載していた。もちろんこれはB-CASを管理するビーエス・コンディショナルアクセスシステムズとは全く関係がないため、B-CAS社は'''「当社に買収されたという掲載がありますが、そのような事実は一切ありません」'''、'''「"有料放送を無料で見られる"などという安易な気持ちで不正カードを購入・使用すると刑事罰の対象になりますので、絶対に使用はもちろん購入しないようにしてください」'''と警告を掲載した。<ref>{{Cite web |url=http://www.b-cas.co.jp/www/whatsnew/index.html |title= お知らせ|accessdate=2018-09-07 |publisher= ビーエス・コンディショナルアクセスシステムズ|archiveurl=https://web.archive.org/web/20141017013701/http://www.b-cas.co.jp/www/whatsnew/index.html |archivedate= 2014-10-17|deadlink=2018年8月}}</ref>
 
この事件を受けて、B-CAS社、[[スカパーJSAT]]、[[スターチャンネル]]、[[WOWOW]]の有料衛星放送事業者3社の合計4社から、[[東京税関]]に対して申し立てていたこの偽B-CASカード「BLACK CAS」と「不正B-CAS」の輸入差し止めの申し立てが受理され、今後は日本国内の全[[税関]]で、輸入した場合の没収などの取り締まりの規制対象に追加された。これは'''「[[不正競争防止法]]第2条・第1項・第11号」に規定される技術的制限手段を回避する知的財産侵害品とみなされる'''。この知的財産侵害品と扱われたものは、「[[関税法]]第69条の11 輸入してはならない貨物」の扱いとされ、輸入した場合は税関に押収される<ref>[http://www.b-cas.co.jp/www/whatsnew/140821.html 不正なB-CASカードに対する輸入差止申立ての受理](ビーエス・コンディショナルアクセスシステムズ2014年8月21日 9月5日閲覧){{リンク切れ|date=2018年9月}}</ref><ref>[http://www.customs.go.jp/mizugiwa_search/chiteki/fuseikyoso/1000-1741.htm 不正なB-CASカードに対する輸入差止((不正改ざんされたものに限る))]</ref>