削除された内容 追加された内容
→‎濃度や状態による分類: 文脈上の不整合、冗長な説明、一般語句と気象学上の用語との区別、などの修正
タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集
Hotaka1991 (会話 | 投稿記録)
タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集
25行目:
; 移流霧 : 暖かく湿った空気が水温の低い[[海上]]や[[陸地]]に移動し、下から冷やされたことにより発生する。移流とは大気が水平方向に移動することを指す[[気象]]用語である。[[暖流と寒流|暖流]]上の空気が移動して、夏の[[三陸沖]]から[[北海道]]の東海岸などに発生させる[[海霧]]などがその代表的なもので、消滅までに非常に長時間かかり、厚さが600m程度に達することもある。
[[ファイル:170505 Lake Yamanaka Japan05n.jpg|thumb|湖の霧([[山中湖]])]]
; 蒸気霧 : 暖かく湿った空気が冷たい空気と混ざって発生する。冬に息が白くなるのと原理は同じ。暖かい水面上に冷たい空気が入り、水面から蒸発がおき、その水蒸気が冷たい空気に冷やされて発生するもので、実際は冷たい空気が暖かい[[川]]や[[湖]]の上に移動した際にみられる。風呂の湯気も原理は同じで、北海道などの'''川霧'''が代表的なもの。気嵐(けあらし)
; 前線霧 : [[前線 (気象)#温暖前線|温暖前線]]付近で[[雨]]が降り[[湿度]]が上がったところに温度の比較的高い雨が落ちてくると、雨粒から[[蒸発]]した水蒸気で[[飽和]]状態となり、余分な水蒸気が水粒となって発生する。
; 上昇霧 : 山の[[谷]]に沿って湿った空気が上昇し、露点に達したところで発生する。遠くから見ると山に雲が張り付いて見え、その内部からの観察では濃い霧となっている。動かないように見えても実際は空気が下から次々と上昇している。[[滑昇風]]により発生することも多く、滑昇霧ともいう。