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*[[{{混同|ネックブリーカー・ドロップ]]}}
'''ネックブリーカー'''(''Neckbreaker'')は[[プロレス技]]の一種で、別ある。[[日本]]'''首砕き'''(くびくだき)または「'''首折り'''」とも呼ばれる(くびおり)
 
[[ネックブリーカー・ドロップ]]と混同されるが別の技である<ref>[[清水一郎 (アナウンサー)|清水一郎]][[倉持隆夫]]をはじめプロレス中継の[[アナウンサー]]でもネックブリーカーのことを[[ネックブリーカー・ドロップ]]と誤って呼んでいる場合があった</ref><ref>[[ネックブリーカー・ドロップ]](空中首折り落とし)を略して、「ネックブリーカーと呼ぶこともある</ref>。
 
技名にある「ブリーカー」は、[[アームブリーカー]]や[[バックブリーカー]]と同じで英語の「breaker(Breaker(ブレイカー)」の単語が変化したもの。
 
== 概要 ==
立ってい[[プロレス]]における古典的な技の一種であ相手の後方から相手と背中合わせになり、相手の後頭部を掴みの肩の上に乗せ、そのまま相手を倒しながら自の背中をマット上に倒し、その衝撃で相手の頭部へダメージ与え痛打させというもの
[[プロレス]]における古典的な技の一つ。
 
リバース式の[[エース・クラッシャー|]](新型エース・クラッシャー]]や[[ダイヤモンド・カッター]]ともいえる。ただ、これらの技よりもかなり昔にネックブリーカーは考案開発されていた。
立っている相手の後方から相手と背中合わせになり、相手の後頭部を掴み自らの肩の上に乗せ、そのまま相手を倒しながら自らの背中をマット上に倒し、その衝撃で相手の頭部へダメージを与えるというもの。
 
この技ネックブリーカーの元祖はショーマン派の大物として人気を博した[[ゴージャス・ジョージ]]であるとされる([[週刊ゴング]]2000年6月8日号の[[竹内宏介]]の寄稿より。ただし竹内は「ネックブリーカー・ドロップ」と表記している)。
リバース式の[[エース・クラッシャー|新型エース・クラッシャー]]や[[ダイヤモンド・カッター]]ともいえる。ただ、これらの技よりもかなり昔にネックブリーカーは考案されていた。
 
== 派生技 ==
この技の元祖はショーマン派の大物として人気を博した[[ゴージャス・ジョージ]]であるとされる([[週刊ゴング]]2000年6月8日号の[[竹内宏介]]の寄稿より。ただし竹内は、「ネックブリーカー・ドロップ」と表記している)。
<!--五十音順に列記する。-->
; <span id="アルゼンチン・ネックブリーカー">アルゼンチン・ネックブリーカー</span>
: [[バックブリーカー#アルゼンチン・バックブリーカー|アルゼンチン・バックブリーカー]]の要領で担ぎ上げた状態から身体を左右に揺すり、反動をつけた勢いで相手の足を掴んでいた手を離す。その後両手で相手の首を抱え込んで背中からマットに倒れ込み、相手の後頭部をマットに叩きつける。[[マーク・ジンドラック]]が「'''MJディライト'''」という名称で得意としていた技で、後に[[マシュー・ブルーム|ジャイアント・バーナード]](「'''スピニング・パンケーキ'''」の名称で使用)など使い手が増え始めていき、日本人レスラーでは[[中西学]]が「'''ヘラクレスカッター'''」という名称で使用している。
; <span id="オーバードライブ">オーバードライブ</span>
開発: 考案者は[[エリックス・スキッパー]]。前屈みになった相手の首の後ろに自分の片足を引っ掛け、相手の片腕を取る。その状態から振り子のように反動をつけて前方に倒れ込むことで頭部からマットに叩きつける。開発者であるスキッパーは後に同技を「'''プレイ・オブ・ザ・デイ'''に改称、日本遠征時は'''ブレイド・オブ・ザ・デッド'''の名称が用いられた。その後、[[ランディ・オートン]](デビュー後初期に'''オゾン'''の名称で使用)、[[カーリー・コロン|カリート]]、[[マット・ストライカー]]、[[アルヴィン・バーク・ジュニア|MVP]]('''プレイメーカー'''の名称で使用)などが使用している
; <span id="ゲイターロール">ゲイターロール</span>
: 考案者はティム・ドンスト。前屈みとなった相手の首に左腕を巻きつけて相手の首と左腕を抱え込みように両手でクラッチ。そのまま左方向へと360°錐揉み回転を加えながら腹這いになるようにマットに着地し、捻りを加えた相手を顔面からマットに叩きつける。[[ルーク・ハーパー]]が使用している。
; <span id==="コークスクリュー・ネックブリーカー===">コークスクリュー・ネックブリーカー</span>
: [[フィッシャーマンズ・スープレックス]]の要領で抱えた状態から、スピーディーに自分の体を横へと捻り、その勢いで反転した相手を後頭部から背中にかけてマットに叩きつける。[[ドノバン・モーガン]]が使用する他、[[ビル・ゴールドバーグ]]が、この技で[[小島聡]]を破った。派生技として、相手の首を側面から抱え込み、足を取らないまま前方回転し、その勢いで反転した相手の後頭部をマットに叩きつける型が存在する。[[ジョン・ヘニガン]]の「'''ムーンライト・ドライブ'''」や、[[クライム・タイム]]の「'''G9'''([[バックフリップ]]との合体技)」がそれにあたる。
; <span id="ゴリー・ネックブリーカー">ゴリー・ネックブリーカー</span>
: [[ジャベ#代表的なジャベ|ゴリー・スペシャル]]の要領で相手を背中合わせの状態で固定して首を捉えたままジャンプしながら尻餅をつくようにマットに着地した衝撃で首や背中にダメージを与える。海外では[[リサ・マリー・バロン|ビクトリア]]が「'''ウィドウズ・ピーク'''」という名称で使用しており、日本人レスラーでは[[鈴木鼓太郎]]が「'''ブルー・デスティニー'''」という名称で使用して代表的な使い手として知られている。合体技として、ゴリー・スペシャルの要領で担ぎ上げた鼓太郎の正面に回ったパートナーが相手の両腕をクラッチして、二人同時に開脚ジャンプしながら衝撃を与える「'''パーフェクト・ブルー・デスティニー'''」が存在する。
; <span id==="ショルダー式ネックブリーカー===">ショルダー式ネックブリーカー</span>
: 考案者は[[ビル・ロビンソン]]。スタンド状態の相手と背中合わせになりながら、片手を回して相手の頭部を掴み自らの肩の上に固定。そのまま勢いよくジャンプしながら倒れ込み、自らはマット上に尻餅をつくように着地して相手の首へ衝撃を与える。ロビンソンとの幾度の対戦から[[ドリー・ファンク・ジュニア]]も全盛期はこの技を多用しており、日本人レスラーではロビンソンから直接指導を受けた[[天龍源一郎]]が繋ぎ技として使用した。[[リック・ルード]]は腰をグラインドさせたり、投げキッスで観衆に向けてアピールしながら同技を繰り出す「'''ルード・アウェイクニング'''」を得意としていた。
; <span id="スイング式ネックブリーカー">スイング式ネックブリーカー</span>
: 正面から前屈みとなった相手の首を両手で掴み、相手の頭部を捉えたまま自らの体と相手の体を共に反転させて背中合わせの状態に移行し、そのまま勢いよく背中から倒れ込んで相手の後頭部や背中をマットに叩きつける。「'''スインギング・ネックブリーカー'''」とも呼ばれ、古くは[[フレッド・ブラッシー]]や全盛時の[[ジャイアント馬場]]が得意技にしていた。反転時の勢いから来る遠心力が大きいほど技のダメージが高く、よりスピーディーに繰り出すことができるように、助走をつけて相手の頭部をキャッチしてから放つ型も存在している。[[ウェイン・ファリス|ホンキー・トンク・マン]]は自身の[[ギミック (プロレス)|ギミック]]に合わせ、[[エルヴィス・プレスリー]]の曲名でもある「'''シェイク・ラトル&ロール'''」の名称で用いていた。[[ビル・イーディー|マスクド・スーパースター]]は相手の片腕を掴んで繰り出す独自のスイング式を使用しており、[[ダレン・マシューズ|ウィリアム・リーガル]]は「'''リーガル・カッター'''」の名称で相手の片腕を[[コブラクラッチ]]のように首に交差させて放った。相手の両腕を捉えて放つクロスアーム式は[[オカダ・カズチカ]]が繋ぎ技として使用している。
; <span id="ネックブリーカー・スラム">ネックブリーカー・スラム</span>
: スタンド状態の相手と背中合わせになりながら相手の首を両手で捉え、勢いよくマットに背中から倒れ込んで相手の後頭部や背中をマットに叩きつける。上記スイング式ネックブリーカーと違い即座に仕掛けることが出来るため、数多くの選手が愛用している。[[カール・アンダーソン (プロレスラー)|カール・アンダーソン]]は[[ダイヤモンド・カッター|ガン・スタン]]の別バージョンとして、コーナーポスト最上段から勢いよくジャンプし、空中で相手の首を両手で捉えながらマットに叩きつける「'''ダイビング・リバース・ガン・スタン'''」を使用。
: [[スティーブ・コリノ]]は[[DDT (プロレス技)#リバースDDT|リバースDDT]]の要領で相手を脇に抱え込んだ状態から、自らの体を反転させてネックブリーカーでマットに叩きつける「'''オールド・スクール・エクスプロージョン'''」を得意としている。
; <span id="パンプハンドル・ネックブリーカー">パンプハンドル・ネックブリーカー</span>
: 前屈みとなった相手の首に[[ブレーンバスター]]の要領で腕を回し、もう片方の腕で[[ボディスラム#パンプハンドル・スラム|パンプハンドル・スラム]]の要領で組みついた相手を高々と持ち上げて、自らの膝に相手の首を打ち付ける。[[ケビン・スティーン|ケビン・オーエンズ]]が得意としていた技で、かつては「'''スティーン・ブレーカー'''」という名称で使用していたが、[[WWE]]移籍後は単に「パンプハンドル~」と呼称されている。
; <span id="ヒップトス・ネックブリーカー">ヒップトス・ネックブリーカー</span>
: [[アームドラッグ]]の要領で相手を投げ捨て、空中で回転する相手の首を捉えながら放つネックブリーカー。
; <span id="ファイヤーマンズキャリー・ネックブリーカー">ファイヤーマンズキャリー・ネックブリーカー</span>
: [[ファイヤーマンズキャリー]]の要領で相手を両肩に担ぎ上げた状態から両足を跳ね上げるように投げ捨て、首を支点に回転した相手の落下するスピードを利用し、相手の首を自らの膝に打ち付ける。メキシコ遠征時代にこの技を会得した[[後藤洋央紀]]は同技で[[天山広吉]]の頚椎を負傷させたことから、天山のニックネームに肖り「'''牛殺し'''」という名称で使用している。[[アレン・ジョーンズ|AJスタイルズ]]が使用している。[[タイ・デリンジャー]]はタイ・ブリーカーの名前で使っていた。
; <span id="ロープハング・ネックブリーカー">ロープハング・ネックブリーカー</span>
: トップロープやセカンドロープ、コーナーポストに相手の両足を掛けた状態から放つネックブリーカーの総称。相手の首を捉えた状態から尻餅ないし膝をついて着地しながら衝撃を与えたり、コーナーポストに設置した相手に対しては首を捉えた状態からそのままマットに叩きつける他、リング中央へ飛び込む勢いを利用してマットに後頭部を打ち付けるなど、各選手によって様々な形が存在する。
 
==派生型 脚注 ==
===スイング式ネックブリーカー===
正面から相手を前屈みにして相手の頭部を両手で掴む。そして勢いを付けて相手の頭部を捕まえたまま自らの体と相手の体を共に反転させて背中合わせになる。同時に相手の後頭部を自らの肩の上に乗せて、自分の体を背面からマットに倒しながら相手の体も倒し、マットに着地したときの衝撃で頭部へダメージを与える。
 
スピーディーに繰り出すことにより、その勢い、反転時の遠心力でダメージが大きくなる。
 
主な使用者として、[[フレッド・ブラッシー]]、[[ジャイアント馬場]]、[[ビル・イーディー|マスクド・スーパースター]]、[[小川良成]]がいる。[[ウェイン・ファリス|ホンキー・トンク・マン]]は自身の[[ギミック (プロレス)|ギミック]]に合わせ、[[エルヴィス・プレスリー]]の曲名でもある『'''シェイク・ラトル&ロール'''』の名称で用いていた。
また最近ではGETWILDの征矢学が、相手と背中合わせの状態の時に「ワイルドに行こうぜ!」と叫んでから落とすムーブを得意としている。
 
===ショルダー式ネックブリーカー===
考案者は[[ビル・ロビンソン]]で、立っている相手の後方から相手と背中合わせになり、相手の後頭部を掴み自らの肩の上に乗せ、そのまま相手を倒しながら自らはマット上に尻餅をつく様に着地し、その衝撃で相手の首へダメージを与える、いわゆるヨーロッパ式ネックブリーカー。'''シットアウト・ネックブリーカー'''または'''シットダウン・ネックブリーカー'''とも呼ばれる。
 
通常型が背中から着地するのに対し、こちらは尻から着地する。リバース式の[[スタナー]]ともいえる(考案されたのはもちろんスタナーのほうが後である)。
 
ロビンソンとの幾度の対戦から[[ドリー・ファンク・ジュニア]]もこの技を全盛期はよく使用し、ロビンソンから直接教えられた[[天龍源一郎]]が今でも時折使用しているが、近年ではそれほどあまり使われていない技である。しかし[[蝶野正洋]]、[[エル・サムライ]]、[[ジョニー・スミス]]、[[スコット・ノートン]]等が繋ぎ技としていた事もある。[[シェーン・ダグラス|"ザ・フランチャイズ" シェーン・ダグラス]]は自身のニックネームに合わせ、'''フランチャイザー'''の独自の名称で使用していた。
 
===コークスクリュー・ネックブリーカー===
フィッシャーマン式ネックブリーカー、フィッシャーマンズ・ネックブリーカーとも呼ばれる。その名のとおり、[[フィッシャーマンズ・スープレックス]]のように正面から相手の頭を片方の腕で抱え、もう片方の腕で相手の片足の腿辺りを抱える。その状態からスピーディーに自分の体と相手の体を同時に反転させ、同時にマットへ落下し、その衝撃で相手の頭部・背面にダメージを与える。
 
[[ドノバン・モーガン]]が使用するほか、[[ビル・ゴールドバーグ]]がこの技で[[小島聡]]を破った。
 
派生技として、相手の首を側面から取り、足を取らないまま前方に回転して決める方法もある。[[ジョン・モリソン]]のムーンライト・ドライブや、[[クライム・タイム]]の合体技G9(バックフリップとの合体技)がそれにあたる。
 
===飛び付き式ネックブリーカー===
スイング式の改良型。四つん這いになっている相手もしくは立っている相手(特に若干前屈みで立っている相手)に対して助走をつけて走っていって相手の頭部をキャッチし、そのまま止まらずにジャンプしながら相手の体を反転させてネックブリーカーでマットへ倒す技。主な使用者は[[シェーン・ダグラス]]、[[大森隆男]]、[[伊藤旭彦]]。
 
===ゴリー・クラッシャー===
ネックブリーカーとゴリー・スペシャルの合成技。ゴリー・スペシャルの要領で相手を背中合わせの状態で担ぎ上げ、相手の両足を曲げて、自らの膝に掛け、相手の頭部を自分の肩の上で両手で固定。その状態のままマットへ座り込み、その衝撃により首および背骨、さらに両腿にダメージを与える技。'''ウィドウズ・ピーク'''([[リサ・マリー・バロン|ビクトリア]])、'''リミッター・ショック'''([[怪人・ハブ男]])、'''ブルー・ディスティニー'''([[鈴木鼓太郎]])<ref>名称の由来はテレビゲーム『[[機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINY]]』および同ゲームに登場する[[モビルスーツ]]名。鈴木は[[機動戦士ガンダム]]のファンで、自身の技の多くに同作品にまつわる名称をつけている。</ref>などの名称で使用されており、それぞれ技へ移行するまでのフォームが異なる。
 
派生型として、技を掛けた後、相手を離さずそのまま締め上げ[[タップアウト|ギブアップ]]を狙う'''ホールド式'''、また鈴木鼓太郎が行う[[リッキー・マルビン]]の得意技「サンタマリア」と合体させた[[ツープラトン攻撃]]である'''パーフェクト・ブルー・デスティニー'''がある。
 
===ハングマンズ・ホールド===
立っている相手と背中合わせになった状態で後ろから両腕を回して相手の首を掴み、そのまま肩口に相手の頭を乗せ、[[バックブリーカー#カナディアン・バックブリーカー|カナディアン・バックブリーカー]]のような体勢で担ぎ上げ、首と背骨にダメージを与えてギブアップを奪う怪力技。[[絞首刑]]における[[縊死#首吊り(縊頸)|首吊り]]を想起させることから、技をかける腕を首吊り縄(noose)に見立て'''ハングマンズ・ヌース'''とも呼ばれる<ref>{{cite web|url=http://www.onlineworldofwrestling.com/profiles/p/paul-vachon.html|title=Wrestler Profiles: Paul "Butcher" Vachon|accessdate=2010-11-29|publisher=Online World of Wrestling}}</ref>。'''ハングマンズ・ネックブリーカー'''または単に'''ハングマン'''と呼称される場合もある。
 
元祖はイタリア出身のバロン・レオーネとされ、日本では[[ブッチャー・バション]]が初公開した。以降も[[ワイルド・アンガス]]、[[ネイル・グアイ]]、[[デビッド・シュルツ]]、[[デニス・ナイト]]などの大型レスラーが自身の怪力を誇示する技として使用し、[[ロード・ウォリアー・ホーク]]もこの技で[[ジム・ガービン|ジミー・ガービン]]をギブアップさせたことがある<ref>{{cite web|url=http://www.pwwew.net/ppv/wcw/june/1989.htm|title=WCW Great American Bash 1989|accessdate=2010-11-29|publisher=pWw-Everything Wrestling}}</ref>。軽量級の選手では、[[ブラック・タイガー (プロレスラー)#初代|初代ブラック・タイガー]]の[[マーク・ロコ|ローラーボール・マーク・ロコ]]も用いていた。
 
===リバース・スインギング・ネックブリーカー===
[[ネックブリーカー#スイング式ネックブリーカー|スイング式]]の改良型。相手を、背後から[[裸締め#派生技、関連技|ドラゴンスリーパー]]の体勢に取り、[[ドラゴンスクリュー]]のように身を投げ出しつつ回転して顔面から叩き付ける技。スイング・ネックブリーカーとは表裏逆の関係になり、分類上は[[フェイスバスター]]系の技となる。ヒュー・モラスこと[[ビル・デモット]]は'''ノー・ジョーク'''、[[コーディ・ローデス]]は'''クロス・ローズ'''の名称で使用。
 
===オーバードライブ===
変型スイング式ネックブリーカー。前屈みになった相手の首の後ろに自分の片足を引っ掛け、相手の片腕を取る。その状態から振り子のように反動をつけて前方に倒れ込むことで後頭部からマットに叩きつける。
 
開発者は[[エリックス・スキッパー]](その後、'''プレイ・オブ・ザ・デイ'''に改称、日本遠征時は'''ブレイド・オブ・ザ・デッド'''の名称が用いられた)。その後、[[ランディ・オートン]](デビュー後初期に'''オゾン'''の名称で使用)、[[カーリー・コロン|カリート]]、[[マット・ストライカー]]、[[アルヴィン・バーク・ジュニア|MVP]]('''プレイメーカー'''の名称で使用)などが使用。
 
==脚注==
<references/>
 
== 関連項目 ==
* [[ネックブリーカー・ドロップ]]
*[[プロレス]]
===スイ* [[ランニングネックブリーカー===・ドロップ]]
*[[プロレス技]]
*[[ネックブリーカー・ドロップ]]
 
{{DEFAULTSORT:ねつくふりいかあ}}