「架空電車線方式」の版間の差分

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m WP:BOTR ニュートン_(単位) 改名および曖昧さ回避
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'''カテナリー''' = Catenary とは[[カテナリー曲線|懸垂線]]の意味。
==== シンプルカテナリー式 ====
{{Double image aside|right|Simple catenary.png|300|Overhead line 002.JPG|300|シンプルカテナリー式の架線のモデル図。A吊架線の支持点の碍子等、B吊架線、Cハンガ線、Dトロリ線。|シンプルカテナリー<br />[[東急大井町線]]・[[直流電化|直流]]1500 [[ボルト (単位)|V]]<br />駅構内のため絶縁ハンガーを使用}}
最も多く用いられる代表的な架線である。パンタグラフが接触する部分であるトロリ線と、トロリ線をハンガーと呼ばれる金属線(5 m 間隔で設置)を吊架線で吊して支持する構造となっており、列車速度は100 km/h 程度までに制限される。なお、この方式にて地方の[[幹線]]などで[[メンテナンス]]頻度の低減を狙ってトロリ線・吊架線を特に太くし、張力を高めたものを「ヘビーシンプルカテナリー式」と呼び、列車速度は130 km/h 程度までに引き上げられる。なお材質は吊架線は亜鉛メッキ鋼線をトロリ線は溝付硬銅線を使用している。