「発光ダイオード」の版間の差分
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駅の[[発車標|発車案内表示板]]や[[空港]]の発車案内板などには従来の[[反転フラップ式案内表示機|反転フラップ式]]や字幕式に代わり、[[鉄道車両]]や[[バス (車両)|バス]]の[[行先標|行先表示]]、[[タクシー]]の[[実空車表示器]](スーパーサイン)などには従来の[[方向幕|幕式]]に代わり普及が進んだ。現在でもLED方向幕と呼ばれることがある。
最初に登場したLED表示機は赤色・黄緑色・橙色の3色(橙色は赤色と黄緑色LEDによる)表示方式だった。赤色LEDと黄緑色LEDにより3色目の橙色が表現されているもので、俗に「3色LED方式」とも呼ばれる。ただし、実際は2色のLEDを用いているため、工業製品などでは「2色LED」(2C-LED) とも呼称される<ref>[
その後、白色LEDを搭載したものや、単色で赤・青・緑、二色混色で[[黄色#光源色としての黄色|黄]]・[[シアン (色)|シアン]]・[[マゼンタ]]、三色混色での白の計7色を表示するマルチカラーLEDとされるもの、さらに高輝度の赤色・青色・緑色LEDによりあらゆる色を表示可能にした[[フルカラー]]LEDのものも登場した。フルカラーLEDは、近年主流となりつつある。路線バスは鉄道ほど表示種別もなく、多くの発色を必要としないため、「3色LED」を使用しつつ交通の妨げとなりにくい橙をメインに使用する方式であったが、近年ではフルカラーLEDを採用する例も出てきている。
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