「御先祖様万々歳!」の版間の差分

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本作と同じスタジオぴえろで製作し押井が監督したヒットアニメ『[[うる星やつら (アニメ)|うる星やつら]]』と同様に、ある家族に美少女がやって来て起こる混乱を描く[[喜劇|コメディー]]である。『うる星やつら』との類似は押井の意図<ref>『うる星やつら』の[[ラム (うる星やつら)|ラム]]が宇宙人で[[諸星あたる]]の妻という設定がイカサマであり、実は[[結婚詐欺]]師だったらというシナリオを考えたが没になった経緯を元にしたという。</ref>で、[[声優]]の配役も重なっている部分があり、後にしばしば「裏『うる星やつら』」とも評された。しかし、売れ線の企画だと期待したスタジオぴえろ社長[[布川ゆうじ]]の思いに反して、押井の趣味が反映された小劇場での舞台劇を模した演出と独特の長台詞は、アニメファンのニーズに合わず、商業的には成功とはいかなかった<ref>ただし、押井自身は同人誌のインタビューで「OVAというものは長い目で見れば少しずつ売れて最終的にはペイするもの」という持論を展開している。</ref>。それにもかかわらず最後まで作らせてくれた布川社長に感謝していると押井は語っている。一方、出演した声優陣からは舞台劇を模したスタイルは概ね評判がよく<ref>[[山寺宏一]]は自身の書籍『山寺宏一のだから声優やめられない!』の[[千葉繁]]との対談において「自分の代表作にしてもいい」と語っている。</ref> 、[[山寺宏一]]と[[鷲尾真知子]]が絶妙のデュエットを見せた挿入歌「興信所は愛を信じない」には録音演出(音響監督)の[[千葉繁]](これが初の音響監督であった)による「山寺、歌うますぎるよ!」というガヤが(わざと)入っていたり、各巻冒頭のプロローグと次回予告のナレーションを担当した[[永井一郎]]が自分の出番が終わっても「面白いからもうちょっと見させてよ」とアフレコを全部眺めていったという話が残されている。
 
[[東浩紀]]からは、不条理ドタバタアニメの最高峰と評されている。
 
本作で、[[うつのみや理]]が[[レイアウト]]と[[作画監督]]のデビューを飾っている。