削除された内容 追加された内容
要曖昧さ回避テンプレートを付加
タグ: 2017年版ソースエディター
Soymouse (会話 | 投稿記録)
編集の要約なし
1行目:
'''有効質量'''(ゆうこうしつりょう、{{lang-en-short|effective mass}})とは、何らかの[[物理現象]]を、「[[古典力学]]における[[質量]]を含む物理法則(比較的簡単な現象の場合が多い)」の[[アナロジー類推#自然科学|類比]]することで現象論的に理解しようとしたときに出てくる、質量相当の[[パラメータ物理量]]{{要曖昧さ回避|date=2018年10月5日 (金) 06:32 (UTC)}}の総称である。[[結晶]]中の[[電子]]の[[物性]]を用いる上で用いられる「有効質量」を指すことがほとんどだが、結晶中の電子の物性とは異なる物理現象にもこの概念を持ち込むことがある。
 
「結晶中の電子の有効質量」以外の「有効質量」としては、例えば、[[原子間力顕微鏡]]の[[カンチレバー]]の機械的な振動(古典力学の現象)を、よりやさしい(古典力学の)現象である、[[フックの法則]]に置き換えて考えるときに、[[フックの法則]]における質量に相当するパラメーターを有効質量と呼ぶことがある<ref name=AFM>http://spin100.imr.tohoku.ac.jp/oomichiNOTE.pdf</ref>。