「リグニン」の版間の差分

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== 存在 ==
リグニンは木材中の20%–30%を占めており、高等植物では生育に伴い、[[道管]]・仮道管・繊維などの組織でリグニンが生産される。生産されたリグニンは[[ヘミセルロース]]と同じく[[セルロース]]ミクロフィブリルに付着していく。まず細胞間層で堆積が始まり、徐々に一次壁、二次壁へと沈着する。同時にヘミセルロースも堆積し、木化してゆく。構造はランダムで[[アモルファス]]である。[[木部]]の組織は細胞壁成分だけ残存してほとんどの細胞は死細胞となり、通導・植物体支持を担う。腐朽・食害への抵抗性を有する。
食品では、[[フラックスシード]]、根菜類([[ニンジン]]、パセリ、[[ダイコン]])、小麦ふすま(wheat bran)などに比較的多く含まれるとされる。<ref>{{cite book
|editors=Leo M.L. Nollet, Janet Alejandra Gutierrez-Uribe