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=== 非公式な改造 ===
いくつかの個人や企業がSETI@homeを非公式に改造して高速化を行い、そのために処理結果が一致しなくなる場合があった。これを防ぐためそのような変更を検出しやすくする修正が施された。ただしこれは[[Berkeley Open Infrastructure for Network Computing|BOINC]]が非公式なクライアントを許容しないという意味ではない。単に間違った結果を返してくるクライアントを許容しないという意味であって、それによってデータベースに不正データが混入するのを防いでいる。BOINCではデータをクロスチェックしているが<ref>{{cite web|url= http://boinc.berkeley.edu/trac/wiki/SecurityIssues |title=SecurityIssues - BOINC - Trac |publisher=Boinc.berkeley.edu |date= |accessdate=2009-05-17}}</ref>、2つのクライアントが同じ間違ったデータを返す可能性もあるため、一度不正なデータを返したクライアントは信頼できないクライアントとして登録される。よく見られる非公式クライアントとして、[[Streaming ストリーミングSIMD Extensions拡張命令|SSE]](SSE2、 (SSE2, SSSE3, SSE4.1)1) を使って処理を高速化するものがある<ref>{{cite web|url= http://lunatics.kwsn.net |title=Seti@Home optimized science apps and information |publisher=Lunatics.kwsn.net |date= |accessdate=2009-05-17}}</ref>。プロセッサがサポートしていない機能を使うよう選択すると、結果が不正になる可能性が高くなる。自分の使用しているプロセッサがどういう機能をサポートしているかを教えてくれるツールは容易に入手可能である。
 
== 脚注・出典 ==
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{{地球外生命}}
 
{{DEFAULTSORT:せていあつとほおむSETI@home}}
[[Category:SETI]]
[[Category:分散コンピューティングプロジェクト]]