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加硫剤としては、硫黄のほか[[過酸化物]]なども使用され、加える化学物質により、様々な特性を持つゴムを製造することができる。加硫剤の働きを促進させる加硫助剤には、無機系の[[酸化亜鉛]]や[[酸化マグネシウム]]など、有機系の[[ステアリン酸]]や[[アミン]]類などが使われる。加硫時間の短縮などの目的で、[[チアゾール]]系を中心とした加硫促進剤が添加されることもある。
 
また、[[電離放射線]]を照射することで架橋反応を起こし加硫と同様の効果を得る方法があり放射線加硫と呼ばれている。[<ref>{{cite web
| url = http://www.rist.or.jp/atomica/data/dat_detail.php?Title_Key=08-04-01-24]
| archiveurl = https://web.archive.org/web/20150506035915/http://www.rist.or.jp/atomica/data/dat_detail.php?Title_Key=08-04-01-24
| title = 天然ゴムラテックスの放射線加硫の原理
| publisher = [[高度情報科学技術研究機構]]
| date = 2007-12
| accessdate = 2014-6-19
| archivedate = 2015-5-6
}}</ref>
 
== 用途 ==
タイヤやゴム製品に使用される。スチール[[ラジアルタイヤ]]に入れられている鋼線は鋼とゴムは接着性が良くないので銅めっきが施されている。加硫によってゴムに数%含まれる硫黄と銅が強力なイオン結合を形成する。1970年代のスティールラジアルタイヤのワイヤは銅メッキで、現在はより強度があるブラス(真鍮)メッキになった。ブラスメッキは銅と亜鉛を陽極に並べてメッキする。最近は鋼線とゴムとの接着をナフテン酸コバルトというものを介在させる界面活性剤で解決する方法が見付かったが環境に悪影響を与える可能性がある。
 
== 脚注 ==
{{reflist}}
 
== 関連項目 ==