「骨角器」の版間の差分

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== 日本の骨角器 ==
[[ファイル:C.n.yesoensis--modified.jpg|thumb|right|200px|角のあるエゾシカ]]
[[日本列島]]では[[ローム層]]が[[有機物]]をのこしにくい[[地層]](日本考古学用語では「[[土層 (考古学)|土層]]」)であるため、動物遺体と同様に先土器時代からの出土はまれである。[[縄文時代]]早期以降、出土量は膨大に増えるが、それでも[[酸性土壌]]を中和する[[貝塚]]や水漬けされて[[酸素]]の供給のない[[低湿地遺跡]]からの出土が主である。
 
とくに日本の縄文時代では、[[関東地方]]から[[北海道]]にかけての[[太平洋]]岸や[[河川]]・[[湖沼]]を中心に、骨角製の銛や釣り針などの[[漁労具]]の著しい発達がみられ、高度に発展した[[漁業]]・漁撈活動の様相がうかがわれる。