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== 分布・生育地 ==
[[東アジア]]に分布する。国内では[[本州]]、[[四国]]、[[九州]]。
 
国内では、社寺の境内、公園、山地にきわめて普通に見ることができる
 
== 人間との関わり ==
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日本語「エノキ」の名の由来について、[[鍬]]などの[[農機具]]の[[柄]]に使われたからという説があるが、[[奈良時代]]~[[平安時代]]初期には、「エノキ」の「エ」は[[え|ア行のエ]](/e/)、「柄(え)」やそれと同源の語とされる「枝(え)」の「エ」は[[や行え|ヤ行のエ]](/ye/)で表記されており、両者はもともと発音が異なっていたことが明らかなので、同源説は成り立たない。
 
[[東京競馬場]]の第3コーナー内側に、俗に「大欅」と呼ばれる大木がある。数々の逸話があり、「欅ステークス」という名の特別競走まで開催されているが、実際は榎(エノキ)であって欅(ケヤキ)ではない。
 
===利用===
[[建築用材]]、[[家具材]]、[[道具材]]、[[薪炭]]などに使われる。[[木材]]の質はやや堅いが、強度はそれほど強くない。また、狂いが生じやすい。[[辺材]]と[[心材]]の境が明瞭でない。風合いが似ていることから、[[ケヤキ]]の代用とされる。
 
[[江戸時代]]には街道の[[一里塚]]として植えられた。野生の木も各地にたくさん見られ、地名や苗字(榎本など)となっている例も多い。
 
[[東京競馬場]]の第3コーナー内側に、俗に「大欅」と呼ばれる大木がある。数々の逸話があり、「欅ステークス」という名の特別競走まで開催されているが、実際は榎(エノキ)であって欅(ケヤキ)ではない。
 
== エノキ属 ==