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:; 欠損前
:: 前向きで明るく軽妙な性格だが、考え方に柔軟性がある。好奇心から無鉄砲な行動を取ることがあり、大事になって周囲を消耗させる[[トラブルメーカー]]。
:: 硬度と靭性が低いことから、身体が脆く腕力も低い上に不器用で、さらに色合いが月人に好まれることから狙われやすい。こうした理由から適当な仕事が見つからないうえ、本人が強く希望する戦闘も出来ず「役立たず」と自他共に認識していた。しかしその正直さを評価され、幅広く物事を記録する博物誌の作成の任を与えられる。シンシャに助力を求めた際にその心中を知り、有意義な仕事を見つけると約束した。ウェントリコススに捕食されて復活したのち、 アドミラビリス族の言語が理解できるようになる。薄荷色の[[ボブヘア]]は[[葉っぱ]]のような一枚一枚が重ねてあったヘアスタイル
:; 1回目の欠損と補完
:: 海で月人に襲われ失った両脚の代わりに、アクレアツスの貝殻から提供された[[メノウ|アゲート]]と外殻を合わせた脚を接合したところ、脆さで力を発揮しきれなかったインクルージョンの能力が解放されて俊足となる。アメシストとトリオを組み、念願の見回りの仕事に就くが、臨戦時に怯懦から動けなくなり、後悔から鍛えようと冬眠をせずアンタークチサイトとコンビを組んで冬の仕事を担当する。鉱物の類である流氷の声を聞き取ることができることが判明するが、流氷に砕かれて両腕を失う。
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:: 目覚めた当初髪型はラピスのままのロングヘアだったが、ポニーテールを経て、戦闘中に斬られて以降は戻さずにショートにしている。
:; 4回目の欠損と補完
:: ラピスの助言とウァリエガツスとの邂逅により示唆を受けたことから、わざと拐われることで月に乗り込み月人と接触する。金剛先生に関する情報を得たのち、月人と宝石の関係や状況を変えるため、金剛先生に対する「宝石たちの裏切り」を提案し、宝石たちの星へ一時帰還する際に、エクメアから監視として状況を伝えるための月の技術による合成真珠を左目に強制的に装着させられる。左目は瞼が閉じず暗闇で光るようになり、また、お白粉が水で落ちなくなるなどの月の技術による処置を受け、服や剣は月産の物を装備するようになる。月に到着後はエクメアから硬度の低い5以下は復元不可能などという事実を知らされ、連れ去られた頭部や硬度の低い仲間を取り戻せないことに失望落胆している。
; [[辰砂|シンシャ]]
: 声 - [[小松未可子]]
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: 「にんげん」という言葉に動揺したり、月人と関係があるような言動もたびたび見せたため、フォスに疑念を持たれはじめる。しかしシンシャはフォスに「全員が勘付いている」「暗黙のうちに先生を信じると決めた」と語っている。
: 月人のエクメアは、人間の作った機械で人工の[[ロンズデーライト|六方晶ダイヤモンド]]からなる外装を持つ、強力な破壊装置とフォスに語っており、人間の魂を無と安寧の領域に行くことの出来る状態まで分解するために「祈る」機能を持つが、内部が毀損したため本来の役目を果たそうとしないと判断されている。またフォスが「にんげん」について質問しても回答を拒否していたのは、自身の成り立ちについてや「にんげん」に関する情報は話すことが出来ないように設計されているためと月人からは推測されており<!--禁止事項の内容については66話時点では不明確。-->、第64話で宝石たちに自らのことを話した際<!--時系を明確にするために脚注化せず-->にも予め「話したくても話せない情報がある」とした上で、単語が歯抜け状態で話を聞かせている。またエクメアは、金剛が人間より能力的に優れていることに対して人間の負の感情から破壊に及ばれることの防止策として、人間から好意を向けられるための物質を発する機能があり、元が人間の月人や宝石もこの影響を受けるとして、この機能を「愛の装甲」と呼んでいることを、月に行った宝石たちに話して聞かせている<ref name="ep66">『[[月刊アフタヌーン]] 2018年5月号』pp. 305-324 第66話「自由」。</ref>。
: 月帰りのフォスが金剛に「宝石の裏切り」という刺激を与える計画のため、8人の宝石とともに再び月に向かった直後には、残った宝石たちに可能な範囲で自分のことと、初めて宝石を見付けてから今の生活を築いた理由や月人の襲撃の目的が自分であることを話し、宝石たちに「新しく清らかな地を用意したかった」にも係らわず、戦いを日常としてしまっていることや本来は隷属する立場にある自分が指導者としてあることで、宝石との関係は歪な状態になってしまっているので、それを変えようと動いたフォスが正しいと判断し、自分から離れることやフォスの元に行くことを勧めるが、「仕切り直して異種ではあっても対等な者同士として新たな関係を築く」というユークレースの提案を現在の状況よりは是として受け入れ<ref name="ep64"/><ref name="ep65"/>、愛称が「金剛先生」から「'''コンちゃん'''」へと置き換えられる
; [[ダイヤモンド]]
: 声 - [[茅野愛衣]]
: ダイヤモンド属。愛称「ダイヤ」。硬度10、靭性2級。シンシャと同じ年生まれ。
: 男性的ないし中性的な性格や言動が大半の宝石たちの中では、珍しく物腰が柔らかく優しい性格で、女性的な立ち振る舞いや仕草が特徴の宝石。ただし一人称は「僕」。身体は無色であるが、光を反射し7色に輝いている。シンシャには恋愛偏重主義と言われている。見回りのコンビ相手のボルツからは普段「お前」と呼ばれているが、「兄ちゃん」と呼ばれることもある。
: 硬度は高いが[[へき開]]があり割れやすいため、ボルツのように強くなりたいと願っているが、ボルツに対しては愛情と共に嫉妬や羨望や劣等感が強くあることに苦しんでおり、「ボルツのいない所に行きたい」と誘われる前からフォスによる月行き計画に自ら乗る。
; [[カーボナード|ボルツ]]
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;[[パパラチアサファイア|パパラチア]]
:声 - [[朴ロ美|朴璐美]]
:パパラチアサファイア。硬度9。靭性準一級。体色はオレンジレッド。制服の白シャツは[[ボタン]] が左前で、女性向けの仕様になっている。[[ふくらはぎ]]まで届く癖っ毛の長いロングヘアと、男性的なしゃべり方をするアウトローな兄貴気質のやさしい性格をしている。
: イエローダイヤモンドと同じくらいの年齢。ボルツの次に強かったが、生まれつき体にたくさんの穴が開いており、適合している鉱物素材をあてはめなければ活動できない。共に闘っていたルチルが、様々な鉱物素材で穴を埋める改造し支えていた。しかし年々適合率が下がり、目覚める確率や活動時間が短くなっている。物語開始時には活動不能になっており、医務室に安置されていた。毎日ルチルが彼を目覚めさせようと鉱物素材の組み合わせを試している。冬の間にフォスが見つけたルビーをはめたことで、約232年ぶりに目覚め、フォスに真実を知りたいと相談を受けた際には、自分が「ルチルに自分への施術を諦め、楽をさせてやりたい」と願っている事を例に挙げ、「清く正しい本当が辺り一面を傷つけ、全く予想外に変貌させてしまう」可能性があるため、冷静に慎重に行動するようにと助言を与えたのち、再び眠りについてしまう。
: フォスの金剛先生への裏切りを目的とした仲間を連れた2度目の月行きの際に、想いをくんだフォスによってルチルに無断で体を月に持ち出され、エクメアの施術によって合成コランダムで穴に埋められ、102年ぶりに再び覚醒する。フォスと共に月の物を着込み、月の大剣をもってイエローと初めての月からの帰還で、金剛先生を壊す計画に便乗し、冷酷にも仲間である身体が壊れかけて死闘応戦したルチルやジルコンとスフェンを倒している。
; ゴースト・クォーツ
: [[ファントムクォーツ]]。硬度7。
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:カンゴーム自身は黒色だが、髪の毛だけは白色である。ゴーストを連れ去られた戦闘の際に左腕を失い、代わりに[[スモーキークォーツ]](煙水晶)をつないだ直後は、光の吸収率をあげて馴染ませるために白粉を肌に塗っていなかったが、冬の担当になった時から白粉を塗るようになる。左腕の接着に負担をかけないため、白シャツは肩口部分がゆったりしたバルーンの[[長袖]]で、白い靴下と長靴タイプの[[ブーツ]]を着用。可愛い服ばかり着せられている事を、レッドベリルや月人のせいにして言い訳している。
:フォスの一度目の月行き計画に協力させられた際は見事な演技力を見せている。フォスの帰還後は彼が何か隠していると怪しむも追及はせずに夏眠に入る。2度目の月行き計画には出発直前に誘いを受け、乗り気で無かったもののフォスに頼み込まれたことで渋々同行する。月でも、パパラチア復活にはしゃぐ宝石たちから距離をおき、渋い表情で状況を冷静に観察している。
: 月人が硬度4度以下で粉になった宝石の再生は不可能と判じた際には、自分の表面に合成アンタークを外装する案をエクメアに申し出てフォスの精神的安定を望むが、自分を捨てるほどフォスに尽くそうとするのは、瞳の[[虹彩]]に残っているゴースト・クォーツの意志であり<ref group="注">エクメア曰く「'''呪い'''」。</ref>、その願いに支配されることに疲れたためとエクメアから指摘され、ゴースト分離を勧められると「自由になりたい」として施術を請うている<ref name="ep67">『[[月刊アフタヌーン]] 2018年6月号』pp. 185-208 第67話「カンゴーム」。</ref>。ゴースト・クォーツの髪だけは残して、分離が終わるとこれまでのようなフォスやラピスに対する執着心の抜け落ちた自由な心持ちを爽快に感じ始め、代わりにエクメアを強く慕うようになる。宝石は金剛から自立するべきというエクメアの考えから、自我を取り戻し自分の意志や好みを育てるための訓練を、着る服のデザインを自分で選択することからはじめている<ref name="ep68">『[[月刊アフタヌーン]] 2018年7月号』pp. 445-464 第68話「変転」。</ref>。
: 白粉をつけるのをやめて以前の初登場時の姿と同じ晒け出した状態となり、カンゴームの肌のことをエクメアから「この星の空」と褒め称えられる。男性的なしゃべり方がいままで通り変わらないが、エクメアと慕うようになってからやや女性的な気持ちになっていく。
;[[ヘリオドール]]
: 声 - [[M・A・O]]