「ハーモニカ」の版間の差分

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明治末には日本産の製品開発が始まる。1910年(明治43年)、日本国内でハーモニカの製造に最初に成功したのは、[[鶯声社]]の小林政次郎だった(K. ŌSEISYA. と社名が箱に書かれている ECHO HARMONICA が国内向けではヒットした。また、Music Master という12穴ハーモニカは輸出もされていた)。
 
[[File:Harmonica & Guitar players at Musical Instruments Fair Japan 2018-10-23 ハーモニカ ギター.jpg|thumb|200px|right|トンボ楽器製作所の「[[楽器ショー#楽器フェア|2018楽器フェア]]」でのブース。中学生のブルースハーモニカ奏者、KOH氏が、ギターとデモ演奏]]
その後、小さな町工場などで多数のハーモニカが作られていったが、1902年(明治35年)創業の玩具の卸問屋からスタートした真野商会が、ホーナー社の不良品を買い取り玩具のハーモニカを製作したところ大変好評だったため、他社を吸収合併して、初めて企業としてのハーモニカを日本で大規模に製造したのが、後に、トンボを企業のマークとした、[[トンボ楽器製作所]]である。ハーモニカ製造は1917年ごろからスタートしているので、現存する国内企業としてはトンボ楽器製作所が最古のハーモニカ製造企業となる。
<!--出典元「ブルース・ハーモニカ欲張りガイド ・妹尾みえ・KOTEZ共著」P-Vine Books社発刊 ISBN978-4-906700-21-9-->