「国道425号」の版間の差分

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御坊市及び印南町内の一部区間を除き、全線に渡り離合困難な場所が多く、かつ[[ガードレール]]が設置されていない箇所も多い上に<ref name="松波2008" />、悪路で落石や路肩崩落等の災害も多い。特に奈良・和歌山県境の[[牛廻越]]を含む区間は、国道昇格以前は[[林道]]であったことから1車線の狭隘道路が続き<ref name="松波2008" />、近畿では[[国道308号]]の[[暗峠]]、[[国道477号]]の百井別れと並び酷道のひとつにあげられている。[[岐阜県]]の[[国道418号]]や[[四国]]の[[国道439号]]と並ぶ{{要出典範囲|「'''日本三大酷道路線'''」とまで言われる|date=2013年2月}}こともある。交差する抜け道が少ないうえ、対向不能な区間があったり、沿線に店舗やガソリンスタンドがほとんど見当たらない状況などから、運転に十分に慣れていない者は安易に通行しないほうが良いと評されるほどである{{sfn|佐藤健太郎|2014|pp=76-78}}{{sfn|渡辺郁麻|2008|p=17}}。
 
路線のほとんどは2車線に満たない林道のような狭隘路が続くが、[[尾鷲北インターチェンジ]](IC)入口付近と、沿線の下北山役場周辺、和歌山県の印南町から御坊市にかけて2車線道路がある{{sfn|渡辺郁麻|2008|pp=16,18}}</ref>。奈良県十津川村から田辺市にかけて山間部の集落を結ぶ区間は、道路幅は1 - 1.5車線の狭隘路が続いており、路面には落石・落木が散乱している場合もあり、災害防止対策のための落石防止ネットが山側の断崖に張られている{{sfn|渡辺郁麻|2008|pp=17-18}}。また、路肩も弱い状態であることから過去に路肩崩落が起こった場所の痕跡も見られる{{sfn|渡辺郁麻|2008|p=18}}。特に、十津川・龍神間の牛廻越を前後する道路は、国道425号最大の難所ともいわれる山道で、谷側にはガードレール未設置のところがほとんどで、道幅1車線の道路は退避場も少なく、道端に「転落死亡事故多し」と掲げられた警告看板が設置されている{{sfn|渡辺郁麻|2008|p=17}}。和歌山県内の区間は、福井バイパスや切目川バイパスなどのバイパス道路などを中心に改良済の2車線道路が続くが、印南町上洞地区より山側の区間に大型車通行不能な1車線の狭隘路がある{{sfn|渡辺郁麻|2008|p=16}}。
 
[[土砂災害]]を原因とする死亡事故が過去に何度か発生しており、近年では[[2006年]](平成18年)[[12月16日]]19時半頃に奈良県吉野郡十津川村小山手で土砂崩れによる同村内の当時22歳男性運転の自動車転落死亡事故が発生している{{要出典|date=2016年7月24日 (日) 07:04 (UTC)}}。