「太陽黒点」の版間の差分

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'''太陽黒点'''(たいようこくてん、{{lang-en-short|sunspot}})とは、[[太陽]]表面を観測した時に黒い点のように見える部分のこと。単に'''黒点'''とも呼ぶ。実際には完全な黒ではなく、この部分も光を放っているが、周囲よりも弱い光なので黒く見える。太陽黒点は、約9.5年から12年ほどの周期で増減を繰り返している。
 
黒点が暗いのは、その温度が約64,000℃と普通の太陽表面([[光球]])温度(約46,000℃)に比べて低いためである。発生原因は太陽の[[磁場]]であると考えられている。
 
黒点は太陽の自転とともに東から西へ移動する。大きな黒点群の中には太陽の裏側を回って再び地球から見える側に出てきても消えていない、61ヶ月ほど存在する寿命の長いものがある。(太陽の東西という言葉は地球から観測した場合の地球上での方位を指す。その天体に立った場合の方位ではない)
 
== 名称 ==
黒点の中の特に暗い部分を'''部'''、暗部を取り巻くやや明るい部分を'''陰経半暗部'''と呼ぶ。また、黒点はしばしば複数個が集まった状態で現れることが多く、このような黒点の集まりは'''黒点群'''と呼ばれる。黒点群は黒点の集まりのことを指すが、黒点が1つしか見えない時でも「黒点群」と呼ぶ。
 
黒点群は、その形態によって分類がなされている。大きく分けると「双極性黒点群」と「単極性黒点群」があり、双極性黒点群は黒点が東西に広がっていて、群の東側と西側に比較的大きな黒点があるものである。この形態は多くの黒点群に見られる。単極性黒点群は極が1つしかない黒点群で、双極性黒点群の片方の極が消失したものである。黒点の多くが「先行黒点」と「後行黒点」と呼ばれる2つの黒点が東西方向に並んで現れ「黒点対」と呼ばれる。