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| Name = ユーリー・アブラモヴィチ・バシュメット
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{{Portal クラシック音楽}}
'''ユーリー・アブラモヴィチ・バシュメット'''({{Lang|ru|Юрий Абрамович Башмет}},Yurii Abramovich Bashmet, [[1953年]][[1月24日]] - )は[[ロシア]]生まれの、[[ヴィオラ]]奏者・[[指揮者]]。世界の主要な都市で
使用楽器は1758年製パウロ・アントニオ・テストーレ(胴長410mm)。モーツァルトが使っていたヴィオラと同タイプだという。{{要出典|date=2009年4月}}▼
== 略歴 ==
[[ロストフ州]][[ロストフ・ナ・ドヌ]]に、鉄道技師の子として生まれる。父親は[[ユダヤ系]]、母親は4分の3がユダヤ系で4分の1が[[ロシア系]]である。幼少時代を、[[ウクライナ]]の[[リヴィウ|リヴォフ]]で過ごす。8歳から[[ヴァイオリン]]を始める。14歳のとき、ヴィオラに転向。転向した理由は、音楽学校の先輩に「ヴィオラはヴァイオリンに比べて練習時間がずっと少なくてすむから」と言われ、当時熱中していた[[ギター]]を弾く時間が増やせると思ったからだという{{要出典|date=2009年2月}}。モスクワ音楽院のヴァイオリン枠は一杯だったが、ヴィオラ枠が1名空いていたから、という説もある。
1971年、[[モスクワ音楽院]]に入学し、[[ワジム・ボリソフスキー|ボリソフスキー]]、[[フョードル・ドルジーニン|ドルジーニン]]にヴィオラを師事する。1976年、[[ミュンヘン国際音楽コンクール]]で1位を獲得。以後、[[ギドン・クレーメル|クレーメル]]、[[スヴャトスラフ・リヒテル|リヒテル]]、[[ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ|ロストロポーヴィチ]]ら著名な演奏家と共演するとともに、ヴィオラのソロ活動を行う。1983年に初来日した。1986年に室内合奏団「[[モスクワ・ソロイスツ]]」を結成し、指揮活動も行うようになる。現在では、「ユーリ・バシュメット国際ヴィオラ・コンクール」を主宰し、若いヴィオラ奏者の育成にも努めるほか、モスクワ音楽院で後進の指導にも当たっている。
== 指揮活動について ==
近年では指揮活動も活発に行っている。モスクワ・ソロイスツを指揮するほか、[[ロンドン交響楽団]]にもしばしば客演し、[[イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団]]などでも指揮している。2014年2月23日に開催された[[ソチオリンピックの閉会式]]では、合唱団を指揮した[[ヴァレリー・ゲルギエフ]]とともにオーケストラを指揮した(曲目は[[ロシア国歌]])。
== レパートリー ==
レパートリーは、[[ヨハネス・ブラームス|ブラームス]]の[[交響曲第3番 (ブラームス)|交響曲3番]]、[[ピョートル・チャイコフスキー|チャイコフスキー]]の[[交響曲第5番 (チャイコフスキー)|交響曲5]]・[[交響曲第6番 (チャイコフスキー)|6番]]、[[ルイ=エクトル・ベルリオーズ|ベルリオーズ]]「[[幻想交響曲]]」など{{要出典|date=2009年2月}}。[[アルフレート・シュニトケ|シュニトケ]]、[[ギヤ・カンチェリ|カンチェリ]]、[[ソフィア・グバイドゥーリナ|グバイドゥーリナ]]など多くの現代音楽の初演を行っているほか、他の楽器からの編曲作品もよく演奏している。演奏会ではしばしば[[ヴァイオリン]]も演奏する。ただし、ヴィオラ奏者の主要なレパートリーである[[パウル・ヒンデミット|ヒンデミット]]はほとんど演奏していない。
==使用楽器==
▲使用楽器は1758年製パウロ・アントニオ・テストーレ(胴長410mm)。モーツァルトが使っていたヴィオラと同タイプだという。{{要出典|date=2009年4月}}
== 著書 ==
{{commonscat|Bashmet Yuri Abramovich}}
* 「夢の駅」(小賀明子訳 [[アルファベータ社]] ISBN 4-87198-708-6)
== 脚注 ==
<references />
{{DEFAULTSORT:はしゆめつと ゆうり}}
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