「広東住血線虫症」の版間の差分

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[[ヒト]]では中間宿主や待機宿主に汚染された食品の摂取により寄生が成立する。ヒトの体内に侵入した第3期幼虫の多くは中枢神経へと移動し、[[出血]]、[[肉芽腫]]形成、[[好酸球性脳脊髄膜炎]]などを引き起こす。[[サイアベンタゾール]]や[[メベンタゾール]]などが治療に使用される。第3期幼虫が中枢神経へ移動する理由としては、[[免疫]]システムからの回避、成長に必要な脳由来[[酵素]]の獲得、槍型吸虫や[[ロイコクロリディウム]]のような宿主のコントロールといった仮説が挙げられる。
 
オーストラリアでは、当時19歳だった男子学生が、友人たちとの悪ふざけでナメクジを食べたことが原因で広東住血線虫症にかかり、8年間の闘病の末に2018年11月2日に死亡した事例がある。
 
== 参考文献 ==