「F-5 (戦闘機)」の版間の差分

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; F-5C
: スコシ・タイガー作戦のために改修されたF-5A。ただし、公式の形式名ではなく、部内での「通称」とされている。作戦名から「スコシ・タイガー」と呼ばれることもある。
; SF-5A/B、SRF-5A
: [[スペイン]]の[[コンストルクシオネス・アエロナウティカス S.A.|CASA]]でライセンス生産されたF-5A/BおよびRF-5A。機体そのものはノースロップ製とまったく同一である。
; F-5A(G)/B(G)、RF-5A(G)
: [[ノルウェー空軍]]向けのF-5A/BおよびRF-5A。寒冷地での運用のため、[[JATO]]、[[アレスティング・フック]]、[[キャノピー]]および空気取入口の除氷装置を追加。
; SF-5A/B、SRF-5A
: [[スペイン]]の[[コンストルクシオネス・アエロナウティカス S.A.|CASA]]でライセンス生産されたF-5A/BおよびRF-5A。機体そのものはノースロップ製とまったく同一である
: 機体そのものは後述するカナディア製と異なり、ノースロップ製とまったく同一であるほか、エンジンもアメリカからの輸入品である。
: 初飛行は1968年5月22日。複座型のSF-5B(AE.9)34機と、単座型のSF-5A(A.9)と単座偵察型のSRF-5A(AR.9)が18機ずつの、計70機が製造された。
; {{仮リンク|カナディア CF-5|en|Canadair CF-5|label=CF-5A/D、CF-5A(R)}}
: [[カナダ]]の[[カナディア]]で[[ライセンス生産]]されたF-5A/B。CF-5A(R)はRF-5Aに準じた偵察機型。[[カナダ空軍]]ではCF-116、[[ベネズエラ空軍]]ではVF-5と呼称される。
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# 前脚を33cm延長する機能を追加。これにより離陸時に約3°の迎え角を付け、離陸滑走距離を20%ほど短縮。
# フェランティ製のリード・コンピュータ式照準器を装備。
# 機体右側面に、ボルト止めの空中受油プローブを追加(取り外し可能)。
: 初飛行は1968年5月4日。単座型のCF-5Aが89機、複座型のCF-5Dが46機の、計135機が製造された。
: カナダ以外ではベネズエラが導入したほか、カナダ空軍の中古機を[[ボツワナ国防軍]]が導入している。
; NF-5A/B
: [[オランダ空軍]]向けにカナディアが製造したF-5A/B。オランダの[[フォッカー]]で製造したコンポーネントを、カナディアに持ち込んで組み立てる方式で生産された
: 基本的にはカナダ空軍仕様のCF-5と同一仕様であるが、照準器は旧式の光学式照準器に戻し、ドップラー航法装置を追加。さらに前縁フラップを[[自動空戦フラップ]]として使えるようにした。
: 初飛行は1969年3月24日。単座型のNF-5Aが75機、複座型のNF-5Bが30機の、計105機が製造された。
: オランダ空軍を退役した機体の一部は、[[ギリシャ空軍]]と[[トルコ空軍]]に引き渡されており、トルコ空軍の[[曲技飛行隊]]「{{仮リンク|ターキッシュ・スターズ|en|Turkish Stars|tr|Türk Yıldızları}}」でも運用されている。