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'''キハーダ'''({{Lang-es|quijada}})は、[[体鳴楽器]]に分類される[[打楽器]]のひとつ。広く[[ラテンアメリカ]]の多くの地域の[[ラテン音楽]]で使われる楽器である。{{Es|quijada}}は[[原義では、顎]]の骨のを意味する。[[アフリカ]]からラテンアメリカ地域に連行された黒人奴隷等たちがもたらした、アフリカ音楽要素の影響を受けた楽器でもある。
[[ロバ]]や[[ウマ|馬]]の下あご顎の骨を乾燥させることで[[歯肉]]を取り除くと、歯肉の厚み分だけ[[歯]]と骨に遊びができ、骨に付いたまま歯が自由に動くようになる。これを振ったり、叩いたり、棒などでこすったりして音を出し、楽器として用いたものである。鈴を付けたものもある。
これを振ったり、叩いたり、棒などでこすったりして音を出す。[[日本]]の[[時代劇]]の効果音や[[演歌]]などでしばしば使われる、「カーッ」という音はこの楽器によって作られる([[北島三郎]]の「[[与作]]」、[[松任谷由実|荒井由実]]の「[[14番目の月|中央フリーウェイ]]」など)。
キハーダの代用品として、LP社(Latin(Latin Percussion /ラテンパーカッション))が開発した[[ヴィブラスラップ]]がある。ヴィブラスラップはLP社の[[登録商標]]の為ため、他社は別の名称を名乗っ用いている。[[ソナー_ (楽器メーカー)|ソナー社]]はヴィブラスラップに相当する楽器を「キハーダ」(Quijada)と名乗っ呼称している。
== 関連項目 ==
*[[ヴィブラスラップ]]
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