「ブラック・レイン」の版間の差分

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== ストーリー ==
ニューヨーク市警殺人察本部捜査課の刑事ニック・コンクリンは妻と離婚し、その子供の養育費を稼ぐのに日々苦労していた。そして、彼は麻薬密売事件の売上金を横領した嫌疑をかけられ、内務捜査監察官たちから査問を受けていた。そんなある昼下がり、ニックと、同僚のチャーリー・ビンセントは、レストランに居た日本のヤクザの幹部と子分を、もう一人のヤクザが刺殺する現場に出くわす。追跡の末に男を逮捕するものの、日本国内での犯罪で指名手配されていたため、その男・佐藤浩史を日本に護送することになった。
 
佐藤を護送する任に就き日本大阪まで向かう二人だったが、到着した先の伊丹空港で警察官を装った佐藤の手下たちに佐藤を引き渡してしまう。権限がないにも関らず、強引に[[大阪府警察|大阪府警]]の捜査に加わろうとするニックとチャーリーだが、刑事部長の大橋警視はそれを許さず、二人の銃を押収した上で刑事部捜査共助課の松本正博警部補を二人の監視役につけた。ニックとチャーリーは松本から佐藤に関する情報を受け取る一方、佐藤のアジトに突入する大阪府警の捜査に強引に参加し、松本は大橋に監督不行き届きを叱責される。ニックは佐藤のアジトからくすねたドル紙幣を燃やし、紙幣が偽札であることを突き止め松本に知らせようとするが、証拠品を盗んだことを咎められ険悪な状態に陥ってしまう。
 
しっくりこないニックと松本の関係を修復しようとチャーリーがクラブで仲を取り持とうとするが、ニックは佐藤への執着から一人席を外し、クラブ・ミヤコ外人ホステスのジョイスへ情報収集のため近付く。クラブ・ミヤコの帰り道、ふとしたことからニックはチャーリーとはぐれてしまう。チャーリーは自分のパスポートをコートごと暴走族に奪われたことで、佐藤の罠にはまる。そして佐藤は自分を逮捕したことへの復讐として、ニックの目の前で相棒のチャーリーをなぶり殺しにする。ニックは佐藤への復讐を誓い本格的に佐藤を追うことになる。