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[[File:John Everett Millais - Ophelia - Google Art Project.jpg|thumb|本作の中で言及された[[ジョン・エヴァレット・ミレー]]の『[[オフィーリア (絵画)|オフィーリア]]』]]
『'''草枕'''』(くさまくら)は[[夏目漱石]]の[[小説]]。[[1906年]]([[明治]]39年)に『[[新小説]]』に発表。「那古井温泉」([[熊本県]][[玉名市]][[小天温泉]]がモデル)を舞台にして、作者・漱石の言う「非人情」の世界を描いた作品である。
 
「山路(やまみち)を登りながら、こう考えた。」という一文に始まり、「智(ち)に働けば角(かど)が立つ。情に棹(さお)させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい。」と続く冒頭部分が特に有名である。初期の名作と評価されている。