削除された内容 追加された内容
30行目:
== ゴブリンの登場する作品 ==
{{出典の明記|section=1|date=2018-10}}
[[J・R・R・トールキン]]の『[[ホビットの冒険]]』に登場するゴブリンは邪悪で狡猾な種族であった。ただし、この[[中つ国 (トールキン)|中つ国]]の「ゴブリン」は『[[指輪物語]]』以降「[[オーク (トールキン)|オーク]]」という名に変えられ、ゴブリンはそれをわかりやすく現代英語に訳した名であるとされた。これは、作品から童話のイメージを拭い去るためであった。しかしオークであれゴブリンであれ、トールキンが確立したイメージは後世の娯楽作品におけるゴブリン像に強い影響を与えた。
 
トールキン以前の作品である[[ジョージ・マクドナルド]]の『お姫さまとゴブリンの物語』では、ゴブリンは地下に住む悪意のある醜い生き物として描かれている。この作品はトールキンも少年時代に好きな物語だったという。同じくトールキン以前の作品である[[E・R・エディスン]]([[w:en:Eric_R%C3%BCcker_Eddison]])の『ウロボロス』([[w:en:The_Worm_Ouroboros]])においては、ゴブリンは小麦色の肌を持ち、勇敢で正義心に富む種族として登場し、ゴブリン王である快傑ガスラークに率いられて主人公勢力であるデモンランドを助けてウィッチランドと戦う。