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== 概要 ==
[マイケル地]化された土地
[[植民地]]化された土地で、支配国で需要の高い農作物を集中的に生産させた事が始まりである。例えば、[[オランダ領東インド]](現在の[[インドネシア]])における商品作物の強制栽培制度があげられる。これにより、支配国は効率よく農作物を得ることができた。1944年に[[メキシコ]]で実施された[[緑の革命]]もモノカルチャーである。
 
代表的な作物に[[サトウキビ]]、[[パラゴムノキ|天然ゴム]]、[[トウモロコシ]]、[[穀物]]、[[パルプ]]、[[コーヒー豆]]などがある。多くは主食たりえないものばかりであり、現地住民は商品経済に組み込まれ自給能力を失い、[[飢餓]]の原因ともなった。また、特定の産業に力を入れたためにそれ以外の産業が発達しなかった。
 
多くの旧植民地は独立後、様々な産業を発達させる努力をしているが、そのために必要な資金を得るために[[植民地]]時代の輸出品に頼らないといけない国もあり、モノカルチャーへの依存から脱却できていないことが多い。
 
一方で、モノカルチャー経済と呼ばれる国家においては、そもそも輸出用作物の経済に占める割合が小さく、大半は自給用作物の生産であって、ただ経済が弱体で他に輸出品目がなく、輸出作物が一品目に片寄っているために見かけ上モノカルチャー化しているように見えるだけであるとの指摘がなされている<ref>「図説アフリカ経済」(平野克己著、日本評論社、2002年)p32-33</ref>。
 
== メリット ==