「住居表示」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
Shiroru (会話 | 投稿記録)
編集の要約なし
37行目:
街区方式に適した町割りは、街かく式(街廓式)か結合式による町割りとされる。街かく式による町割りは、数個の街区をもって町を構成し、町界は主として主要街路をとる。結合式による町割りは、繁華通り等の主要街路を挟んで両側に並列する数個の街区をもって町を構成する。町割りに2方式があるのは、その地域の特性に応じて、いずれか適した方式による趣旨で、住居地域、工場地域等では街かく式が、商業地域等では結合式が適しているといわれる<ref name="kanpou"/>。
街区方式は原則として道路に囲まれた区画(ブロック)が単位('''[[街区]]''')となり、1つの町名は複数(まれに1つ<ref>1町名1街区の実例としては、[[東京都]][[千代田区]]千代田([[皇居]]内)および同区[[日比谷公園]]、[[神戸市]][[中央区 (神戸市)|中央区]]小野柄通四丁目〜八丁目などがある。</ref>)の街区で構成される。昔からの町(通り)の区割りに配慮して1つのブロックを'''背割り'''で複数の町名に分ける場合もある。背割りとはブロック内の[[家屋]]や建物の背面を境に区画として分ける方式<ref>背割りは[[東京都]][[新宿区]]の[[北町 (新宿区)|北町]][[中町 (新宿区)|中町]][[南町 (新宿区)|南町]]など住居表示未実施の地域ではよく見られる。背割りで住居表示を実施した例としては[[大阪市]][[中央区 (大阪市)|中央区]]の北久宝寺町○丁目、南久宝寺町○丁目、博労町○丁目など。</ref>。
 
==== 街区符号 ====