「Beatmania」の版間の差分

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== 概要 ==
[[1998年]]末に始まった音楽ゲームのブームのきっかけを生み出したゲームの1つ。[[2002年]]夏に最終作として「beatmania THE FINAL」を発売が稼働し、シリーズを完結した。
 
海外版としては北米で『'''HipHopMania'''』、イギリスと韓国で『'''beatstage'''』というタイトルで展開されていた。海外での家庭用版は、イギリスでのGOTTAMIX 2をベースとしたもののみが存在する。北米においては単体での移植は行われず、後述する『[[beatmania IIDX]]』とのカップリングでの発売となった(その際、タイトルは「beatmania」と日本版に合わせられた)。
 
アーケードにおいては直系の派生シリーズとして、デバイスにボタンを2つ増やしよりヘビーユーザー向けに開発された『beatmania IIDX』と本シリーズの直接的後継機としてエフェクタ機能の充実など音響面での強化を目指して開発されたハイスペック機『[[beatmania III]]』の2つが存在する。
 
また、本シリーズの略称の1つである「ビーマニ」をもじり本シリーズから派生した一連のコナミの音楽ゲームシリーズは総括して「[[BEMANIシリーズ]]」と命名された。
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=== 特殊なノート ===
; フリーゾーン
: 初代、2ndMIXに登場。この2バージョンは指定された部分以外でのプレイは(異なるボタンを押しても)すべてPOOR判定となってしまうのだが、この指定がなされた区間についてはプレイヤーはターンテーブルを自由に演奏をすることが出来る。ただし最低1度は操作しないとミスとなる。
: 2ndMIXではフリーゾーン内にも細い横線で演奏位置が指示されており、これらの位置で正しく演奏すればGREAT判定が得られる。1stではこのラインは存在せず、GREAT判定を取ることもできない。フリーゾーン廃止後にフリーゾーンが設けられていた曲が再録された際は、2ndMIXで細い横線が設定されていた位置にスクラッチノートが配置されている。
: なお、featuring DREAMS COME TRUEでは後述するMONKEY LIVEにおける曲間で出現する。
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: 6thMIXから登場した練習用モード。通常モードと同じルールだが、ステージが成功しても失敗しても必ず規定曲数プレイすることができる。通常モードよりもプレイできるステージ数が1つ少ないことが一般的(デフォルトではNORMAL4面、FREE3面)。
; EXPERT
: 規定の曲順で楽曲を演奏する上級者用モード。バージョンによって呼称やルールが異なる部分がある。4th以降のAPPENDディスクでは、このモードクリアするたびに通常モードでもボーナスエディット曲が出現するようになる。
: complete MIXでは「INTERNET RANKING」、THE SOUND OF TOKYO!では「FIXED」、featuring DREAMS COME TRUEでは「MONKEY LIVE」と呼ばれる。
:; 初代
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:: 基本はcomplete MIX以降のルールに準ずる。ただし曲間にフリーゾーンが出現し、この間にボタンを押したりターンテーブルを回し続けることでグルーヴゲージを回復させることができる。
; SURVIVAL
: 家庭用5thMIXの隠しモード。後述のEXPERT+と似たルールあり、タイトルメニューから選択する仕様になっている。ルールは後述のEXPERT+とほぼ同じで、収録されている全49曲を全て通してプレイする。全98ステージ(49曲を2巡する)
; EXPERT+
: 6thMIXから登場した特殊モード。EXPERTとほぼ同様のルールで全10ステージをプレイできる。コースは1つのみでどのバージョンにおいても全曲アナザー譜面、平均難度はレベル9弱という高難度なもの。
: 通常のEXPERTとの相違点としてゲージが0になると即失敗ではなく、「DANGER」表示となる点がある。この状態で更にミスを重ねると失敗になるが、ステージを通過した場合はゲージが1目盛りの状態まで回復する。
: 7thMIXの第2回インターネットランキングではこのモードのみがランキング対象とされた。
; ORIGINAL EXPERT、ORIGINAL EXPERT+
: 家庭用6thMIX + CORE REMIXにのみ搭載されているモード。ただし、ORIGINAL EXPERT+は一定の条件を満たさなければ出現しない。EXPERT(5曲)、EXPERT+(10曲)の構成曲を譜面難度も含めて任意に設定することができる。基本的なルールはそれぞれEXPERT、EXPERT+のものと同じ。
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; BONUS EDIT
: APPEND 4thMIX以降のアペンドディスクの特典として追加された特別モード。
: 初代beatmaniaのDISC1でディスクチェンジした時のみ可能で、APPEND 3rdMIXもしくはGOTTAMIXを経由して4th以降のアペンドディスクを起動すると、本編において隠し曲扱いになっている楽曲の先行プレイが3rd-GOTTAMIXのシステムでプレイ可能になる。
: 一度BONUS EDITに移行すると初代beatmania DISC1などに戻っても、同作本編のゲームモードで起動しなくなるので、リセットしてDISC1からの起動をやり直す必要がある。
 
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:大物コメディアン([[せんだみつお]]と[[谷啓]])を起用した新機軸のDJバトルや、後に家庭用シリーズ、ひいてはBEMANIシリーズの1つの顔となる[[角田利之|L.E.D.LIGHT]]の楽曲など、アーケードシリーズとは一線を画した独特の雰囲気をもつ本作は後の家庭用追加バージョンの方向性を決定づけた。
:[[武居“M”征吾]]も参加しており、タイトルコールや「BEMANI HIT TRACKS」でのDJ風アナウンスを担当している。
: 前作、前々作のような2人プレイ専用曲はないものの、DJ BATTLEは2人プレイだと1P側がせんだみつお、2P側が谷啓と役割が分かれて擬似的な対戦が楽しめる(一人プレイ時の場合、点数にもならないがPOORにもならない隠しSEが一ヵ所ある)。また、GABBAH/HELL SCAPERも2Pだと曲が若干変化する。
: ちなみに、GOTTAMIXとは単に「ごった煮」をもじったもの。そして、サウンドトラックのブックレットの表紙も「ごった煮」となっている(さらにそのブックレットには藤後浩之が料理人の姿で登場しており、彼の愛称「Togo料理長」の由来はこれによる)。
; beatmania APPEND 4thMIX(1999年[[9月9日]]発売)
: アーケード版4thMIXを移植したアペンドディスク。本作よりアーケード版の仕様を完全移植するようになり、家庭用版独自のインターネットランキングも本作から開始された(これ以降の家庭用インターネットランキング登録は現在終了している)。
: 前述の“BONUS EDIT”もこのタイトルより開始、本作ではPS版では未収録であったcompleteMIXの新曲とcompleteMIXまでの隠しアナザー譜面をプレイできる。
: この作品から独立したセーブデータを持つようになり、またこれ以降のディスクを起動させるとそこからは別のディスクにチェンジできない様になった。
; beatmania APPEND 5thMIX([[2000年]][[3月2日]]発売)
: アーケード版5thMIXを移植したアペンドディスク。5thMIXの新曲だけでなく、4thMIX曲の一部もアーケード版5thMIX同様に収録されている。BONUS EDITでは家庭用オリジナルの隠し新曲5つがプレイできる。なお、この作品のみEASYモードでも家庭用オリジナル楽曲が出現する(他のアペンド作品はHARDのみで出現)。