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[[元禄時代]]になり、葛籠屋甚兵衛という[[江戸]]の[[商人]]が規格サイズ(約87×53×45cm)を[[婚礼]]の道具として作り出し、庶民にも親しみやすいものになっていった。
 
最盛期は[[明治時代]]から[[大正時代]]にかけての頃。[[呉服]]の街として名高い東京・[[日本橋 (東京都中央区)|日本橋]]には葛籠の職人も多く、葛籠屋の[[組合]]もあった。戦後、衣服を保管する用品・家具は合成樹脂製など多様化した。つづらの需要は減り、東京都内で製作しているのは、[[甘酒横丁]]([[日本橋人形町]])の一軒のみである。一方で、伝統的な規格以外の大きさや小物入れなどとしての製作依頼があったり、訪日外国人が興味を示したりする新しい動きもある。
 
== 製作 ==