「営団6000系電車」の版間の差分

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当初は編成組替の予定がなかったが、2012年7月に工事が施された上で運用に復帰した(詳細は「編成別の特徴」の項を参照)。
 
現在{{いつ|date=2018年11月28日}}の編成組成は以下の通りである。
{|class="wikitable" style="text-align:center; font-size:90%"
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本車両では試験的な試みとして日中にロングシートの座席を通路側に引き出してゆったり掛けられるようにするリクライニング機能を1両に搭載した。
 
さらに幕板(側窓上部のこと)上の[[広告]]は裏側から[[蛍光灯]]で照らし、広告の効果を高めるという「照明付広告」を採用した。しかし、[[静電気]]による[[埃|ホコリ]]付着や[[電気]]の[[消費電力|消費量]]が非常に大きいことなどから2次試作車では不採用となり、本車両も撤去した。同様の照明付広告や三角形つり革・振りかけ冷房準備などは同時期に新製されたばかりの[[東京メトロ銀座線|銀座線]]用の[[営団1500形電車|1500N形]](現在{{いつ|date=2018年11月28日}}は廃車)にも本車両の営業運転に先がけて採用した。
 
==== その後の動向など ====
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側面の方向幕は2次量産車までは準備工事のみとしていたが、後述の小田急線乗り入れ改造時に本設した。車内について袖仕切り形状の変更や床材がグレーに変更された程度である。本車両では座席背もたれのリクライニング機構を2両に設置した。客室ドアガラスはサイズは変わらないが金属支持によりすっきりしたものとなった。1次試作車と異なり、試験終了後は営業運転に使用できるよう客室扇風機と暖房機は設置済みであった。座席端部の切れ込みは「袖」の角より下がほぼ垂直となり、切れ込み部分は斜めながら角度が1次試作車よりもなだらかになっている<ref name="shitetsu"/>。
 
この編成は1970年(昭和45年)秋に量産化改造のため、[[汽車製造]]において千代田線・常磐緩行線用CS-ATC(国鉄呼称:[[自動列車制御装置#ATC-4型|ATC-4型]])、[[列車無線]]、制御装置への弱め界磁回路追加などを実施し、[[1971年]](昭和46年)2月に千代田線に移動された。また、T車([[付随車]])4両の組み込みに伴い、落成当時の6011 - 6016号から、現在{{いつ|date=2018年11月28日}}の6101編成に改番を実施した。
 
その後、[[1972年]](昭和47年)12月には試作車6両の台車の改修が実施され、基礎ブレーキがディスクブレーキ式のもの(FS-368C形)から量産車と同様の両抱き踏面式のもの(FS-378形)へ変更された。
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施工時期によって車内化粧板は1991年度までに施工した編成(1次試作車と量産車8編成)は薄緑色ベースのクリーム色だが、1995年度から2000年度に施工した編成(2次試作車と量産車12編成)は白色をベースとしたものとなっている。初期にB修を施工した車両では後年に床材の張り替え(ツートンカラー化)や車椅子スペースの設置などのC修工事が施工された。
 
[[2007年]](平成19年)からは、広幅貫通路を備えた3次車までの編成を対象に各車両への貫通扉の増設工事(広幅貫通路を狭幅貫通路化、片側妻面に外付け式貫通扉設置)が進行した。これは最初の時期にB修工事を施工した第08 - 10編成では更新時に各車両間の貫通路を縮小し、貫通扉を片面に設置していたものの、それ以降の編成では省略または設置が実施されていなかったためであるが、未施工の編成も存在した(現在{{いつ|date=2018年11月28日}}は全廃)。
 
=== 制御装置の更新 ===
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** 2005年度 - 2007年度施工 … 化粧板は白色系、袖仕切は茶色の柄模様入り、扉窓大(単板ガラス)
*** 22・29 - 32
* ※8:広幅貫通路編成(キノコ型) … 06,07,11,15(現在{{いつ|date=2018年11月28日}}は全てインドネシアへ譲渡)
* ※9:冷気吹き出し口がサブダクト方式 … 08,09,10
|}
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|style="border-left:solid 4px #c6f"|第02編成<br />(1次車)
|VVVF<br />3レベル 日立<br />6M4T<br />編成形態変更済
|運用中
|運用終了 (現在保留車扱い)
|style="text-align:center"|なし
|style="text-align:center"|LED式
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|style="text-align:center; background-color:#cf9"|1枚窓<br />(改造)
|[[ローレル賞]]受賞記念プレートを設置
2018年10月5日運用終了後、特別運転を行い11月11日に完全引退。その後行われたメトロファミリーパーク in AYASE 2018において動態展示車として使用された。
|-
|style="border-left:solid 4px #c6f"|第03編成<br />(1次車)
794 ⟶ 793行目:
|style="border-left:solid 4px #f9f"|第14編成<br />(2次車)
|VVVF<br />3レベル 日立<br />6M4T<br />編成形態変更済
| rowspan="2" style="background-color:#ff6" |廃車解体
|style="text-align:center"|なし
|style="text-align:center"|LED式
805 ⟶ 804行目:
|style="border-left:solid 4px #f9f;"|第15編成<br />(2次車)
|CHOP<br />(三菱製に換装)
|style="background-color:#fc9"|インドネシアへ譲渡
|style="text-align:center"|なし
|style="text-align:center"|LED式
815行目:
|style="border-left:solid 4px #f9f"|第16編成<br />(2次車)
|VVVF<br />3レベル 三菱<br />6M4T<br />編成形態変更済
| rowspanstyle="12background-color:#fc9" |インドネシア譲渡
|style="text-align:center; background-color:#fe8"|あり
|style="text-align:center"|LED式
826行目:
|style="border-left:solid 4px #f9f"|第17編成<br />(2次車)
|VVVF<br />3レベル 日立<br />6M4T<br />編成形態変更済
|style="background-color:#fc9"|インドネシアへ譲渡
|style="text-align:center"|なし
|style="text-align:center"|LED式
836 ⟶ 837行目:
|style="border-left:solid 4px #f9f"|第18編成<br />(2次車)
|VVVF<br />3レベル 三菱<br />6M4T<br />編成形態変更済
|style="background-color:#fc9"|インドネシアへ譲渡
|style="text-align:center"|なし
|style="text-align:center"|LED式
846 ⟶ 848行目:
|style="border-left:solid 4px #f9f"|第19編成<br />(2次車)
|VVVF<br />3レベル 日立<br />6M4T<br />編成形態変更済
|style="background-color:#fc9"|インドネシアへ譲渡
|style="text-align:center"|なし
|style="text-align:center"|LED式
856 ⟶ 859行目:
|style="border-left:solid 4px #f66"|第20編成<br />(3次車)
|VVVF<br />3レベル 三菱<br />6M4T<br />編成形態変更済
|style="background-color:#fc9"|インドネシアへ譲渡
|style="text-align:center"|なし
|style="text-align:center"|LED式
866 ⟶ 870行目:
|style="border-left:solid 4px #f66"|第21編成<br />(3次車)
|VVVF<br />3レベル 三菱<br />6M4T<br />編成形態変更済
|style="background-color:#fc9"|インドネシアへ譲渡
|style="text-align:center"|なし
|style="text-align:center"|LED式
876 ⟶ 881行目:
|style="border-left:solid 4px #fc0"|第22編成<br />(4次車)
|VVVF<br />2レベル 三菱<br />5M5T
|style="background-color:#fc9"|インドネシアへ譲渡
|style="text-align:center; background-color:#fe8"|あり
|style="text-align:center"|LED式
886 ⟶ 892行目:
|style="border-left:solid 4px #fc0"|第23編成<br />(4次車)
|CHOP
|style="background-color:#fc9"|インドネシアへ譲渡
|style="text-align:center;"|なし
|style="text-align:center; background-color:#dff"|幕式
896 ⟶ 903行目:
|style="border-left:solid 4px #fc0;"|第24編成<br />(4次車)
|VVVF<br />2レベル 三菱<br />5M5T
|style="background-color:#fc9"|インドネシアへ譲渡
|style="text-align:center; background-color:#fe8"|あり
|style="text-align:center"|LED式
906 ⟶ 914行目:
|style="border-left:solid 4px #fc0;"|第25編成<br />(4次車)
|CHOP
|style="background-color:#fc9"|インドネシアへ譲渡
|style="text-align:center"|なし
|style="text-align:center; background-color:#dff"|幕式
916 ⟶ 925行目:
|style="border-left:solid 4px #fc0"|第26編成<br />(4次車)
|CHOP
|style="background-color:#fc9"|インドネシアへ譲渡
|style="text-align:center;"|なし
|style="text-align:center; background-color:#dff"|幕式
926 ⟶ 936行目:
|style="border-left:solid 4px #fc0"|第27編成<br />(4次車)
|CHOP
|style="background-color:#fc9"|インドネシアへ譲渡
|style="text-align:center"|なし
|style="text-align:center; background-color:#dff"|幕式
947 ⟶ 958行目:
|style="border-left:solid 4px #ff3"|第29編成<br />(5次車)
|VVVF<br />2レベル 日立<br />5M5T
| rowspan="6" style="background-color:#fc9" |インドネシアへ譲渡
|style="text-align:center; background-color:#fe8"|あり
|style="text-align:center"|LED式
958 ⟶ 969行目:
|style="border-left:solid 4px #ff3"|第30編成<br />(5次車)
|VVVF<br />2レベル 三菱<br />5M5T
|運用中
|style="text-align:center; background-color:#fe8"|あり
|style="text-align:center"|LED式
964 ⟶ 976行目:
|style="text-align:center"|あり
|style="text-align:center; background-color:#9ff"|1枚窓<br />(新製時)
| -
| 2018年10月5日運用終了後、特別運転を行い11月10日に引退。その後行われたメトロファミリーパーク in AYASE 2018において、[[営団5000系電車|5000系]]、[[営団7000系電車|7000系電車]]と並び展示された。新木場回送済。
|-
|style="border-left:solid 4px #ff3"|第31編成<br />(5次車)
|VVVF<br />2レベル 日立<br />5M5T
|style="background-color:#fc9"|インドネシアへ譲渡
|style="text-align:center; background-color:#fe8"|あり
|style="text-align:center"|LED式
978 ⟶ 991行目:
|style="border-left:solid 4px #ff3"|第32編成<br />(5次車)
|VVVF<br /> 2レベル 三菱<br /> 5M5T
|style="background-color:#fc9"|インドネシアへ譲渡
|style="text-align:center; background-color:#fe8"|あり
|style="text-align:center"|LED式
988 ⟶ 1,002行目:
|style="border-left:solid 4px #cf6"|第33編成<br />(6次車)
|CHOP{{Nowrap end}}
|style="background-color:#fc9"|インドネシアへ譲渡
|style="text-align:center"|なし
|style="text-align:center; background-color:#dff"|幕式
998 ⟶ 1,013行目:
|style="border-left:solid 4px #cf6"|第34編成<br />(6次車)
|CHOP<br />編成形態変更済
|style="background-color:#fc9"|インドネシアへ譲渡
|style="text-align:center;"|なし
|style="text-align:center; background-color:#dff"|幕式
1,052 ⟶ 1,068行目:
1次試作車は綾瀬駅 - 北綾瀬駅間の支線運用のみに用いられたが、2014年5月に05系に置き替えられ運用終了した。
 
その他の編成は、千代田線(綾瀬駅 - 代々木上原駅間)と、乗り入れ先のJR常磐線(各駅停車)で運用される。2017年(平成29年)5月12日までは小田急小田原線・[[小田急多摩線|多摩線]]でも運用されていたが、翌13日から小田急の新規格無線機(デジタル列車無線)の使用が開始され、6000系については新規格無線機への対応が見送られたため、小田急運用から撤退した。小田急運用から撤退後、現在{{いつ|date=2018年11月28日}}、平日の朝・夕方のラッシュ時に運用してい
 
小田急線との直通種別は[[小田急小田原線#急行|急行]]と[[多摩急行]]と[[小田急小田原線#準急#準急|準急]]のみで、このうち準急の運用は[[2003年]](平成15年)[[3月29日]]改正から[[2016年]](平成28年)[[3月26日]]改正まではすべて小田急車に限定されていたため、東京地下鉄車による運用はなかった。ただし、小田急車の代走として準急運用に充当することがあった。