「なまはげ」の版間の差分

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[[File:Straw namahage.2.jpg|thumb|none|男鹿地方各地のなまはげ(なまはげ館、2010年7月)]]
[[File:Straw namahage.1.jpg|thumb|none|男鹿地方各地のなまはげ(なまはげ館、2010年7月)]]
[[File:Namahage the Japanese demonlike being 01.jpg|thumb|none|なの面は地により様々な模様をしてい形状がある(なまはげ館、2017年3月)]]
[[File:Namahage the Japanese demonlike being 02.jpg|thumb|none|なまはげの面以外の衣装も地区により差異があるが、当館では統一している(なまはげ館、2017年3月)]]
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{{座標一覧}}
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[[江戸時代]]には[[太陰太陽暦#日本の太陰太陽暦|太陰太陽暦]]:[[1月15日 (旧暦)|1月15日]]の[[小正月]]に開催されていたが、[[明治]]の[[改暦]]で、約1ヶ月前倒しとなる[[グレゴリオ暦]]:[[1月15日]]の小正月に開催する例も見られるようになった。
 
[[戦後]]は更に2週間ほど前倒しされた、グレゴリオ暦の[[大晦日]]([[12月31日]])に行われている<ref>[http://sai-jiki.jp/column/fuyu/kosyogatusetubun 小正月から節分の風習と神仏](Sai-Jiki 彩時記)</ref>。なお、太陰太陽暦の大晦日は、[[12月30日 (旧暦)|12月30日]]または[[12月29日 (旧暦)|12月29日]]である
 
=== 伝統的習俗の衰退 ===
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* [[1964年]](昭和39年)2月、[[男鹿温泉郷]]の[[星辻神社]]({{ウィキ座標|39|58|3.8|N|139|44|38.6|E|region:JP|地図|name=星辻神社}})において、大晦日に男鹿半島各地で行われるなまはげと、[[1月3日]]に行われる[[真山神社]]({{ウィキ座標|39|55|37.6|N|139|46|0.7|E|region:JP|地図|name=真山神社}})の紫灯祭を組み合わせた観光イベント「'''[[#なまはげ柴灯まつり|なまはげ紫灯祭]]'''」が初開催された<ref name="PrefAkitaFireFes">[http://www.pref.akita.jp/fpd/bunka/namahage-2.htm なまはげ紫灯祭 NAMAHAGE FIRE FESTIVAL in OGA](秋田県「美しき水の郷あきた」)</ref>。後年、会場は真山神社に移された<ref name="PrefAkitaFireFes"/>。
* [[1978年]](昭和53年)[[5月22日]]、「男鹿のナマハゲ」として、国の[[重要無形民俗文化財]]に指定された<ref>[http://www.city.oga.akita.jp/index.cfm/14,1394,52,141,html 男鹿のナマハゲ](男鹿市)</ref>。
[[ファイル:Namahage.jpg|thumb|「なまはげ太鼓」の演奏風景([[秋田駅]]、2010年1月1日)。面が[[#「鬼」化|「鬼」化]]しており、衣装も藁ではなく毛糸を用いている。]]
* [[1988年]](昭和63年)、「'''なまはげ太鼓'''」が創作された<ref>{{PDFlink|[https://www.mgu.ac.jp/main/educations/library/publication/kenkyuronbun/no120/03.pdf 地域芸能としての創作太鼓 ―《みやぎ龍神太鼓》を事例として―]}}([[宮城学院女子大学]] 研究論文集120号 2015年6月)</ref>。
* [[1995年]]([[平成]]7年)、[[曲り家]]の目黒家住宅([[1907年]]完成)を移転させ、現在地にて民俗資料を展示する「男鹿真山伝承館」として公開<ref>[http://www.city.oga.akita.jp/index.cfm/14,1468,52,166,html 男鹿真山伝承館](男鹿市)</ref><ref>[http://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/193349 男鹿真山伝承館]([[文化庁]]「文化遺産オンライン」)</ref>。ナマハゲ習俗を体験できる場としても利用している<ref>[https://www.namahage.co.jp/namahagekan/denshokan.php 男鹿真山伝承館](おが地域振興公社)</ref>。
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* [[2013年]](平成25年)[[3月30日]]、なまはげ館がリニューアルオープンした<ref>[https://www.oganavi.com/news/archives/2013/03/31195404.php 百十体百十色。なまはげ館リニューアルオープンしました!](男鹿市観光協会 2013年3月31日)</ref>。
* [[2014年]](平成26年)[[10月3日]]、国指定重要無形民俗文化財である「来訪神行事」が所在する全国9市町により、それらが一括して[[国際連合教育科学文化機関|ユネスコ]][[無形文化遺産]]に登録されることを目指す「来訪神行事保存・振興全国協議会」が設立された<ref>{{PDFlink|[http://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkashingikai/isanbukai/mukeitokubetsu/3_02/pdf/shiryo_2.pdf 「来訪神行事保存・振興全国協議会」の設立について]}}(文化庁)</ref>。
* [[2018年]](平成30年)[[11月29日]]、「[[来訪神:仮面・仮装の神々]]」(なまはげを含む全国10の来訪神行事)が、ユネスコ無形文化遺産保護条約の「人類の無形文化遺産の代表的な一覧表(代表一覧表)」に、正式に登録されることが、モーリシャスのポートルイスにおいて開催されている同条約の第13回政府間委員会において決定された<ref>[https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/danwa/page1_000708.html 「来訪神:仮面・仮装の神々」のユネスコ無形文化遺産代表一覧表への記載決定について(外務大臣談話)]([[外務省]] 2018年11月29日)</ref>。
 
== 観光 ==
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{{Commonscat|Namahage}}
* [[まれびと]]
* [[アマハゲ]]
* [[あまめはぎ]]
* [[トシドン]]
* [[小正月の訪問者]]
* [[秋田県の観光地]]