「デビッド・プライス」の版間の差分

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|所属球団 = ボストン・レッドソックス
|背番号 = 24
|選手写真ファイル名 = David Price on August 17, 2016.jpg
|写真サイズ = 300280
|写真のコメント = 2016ボストン・レッドソックス時代<br>(20168月17日)
|国籍 = {{USA}}
|出身地 = [[テネシー州]][[マーフリーズボロ (テネシー州)|マーフリーズボロ]]
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{{by|2017年}}開幕前の[[1月5日]]にシーズンを優先するため、[[2017 ワールド・ベースボール・クラシック|第4回WBC]]の[[2017 ワールド・ベースボール・クラシック・アメリカ合衆国代表|アメリカ合衆国代表]]への不参加の意思を表明した<ref>[http://www.bostonherald.com/sports/red_sox/2017/01/red_sox_power_trio_of_pitchers_not_expected_to_play_in_wbc Red Sox' power trio of pitchers not expected to play in WBC] ''Boston Herald'' {{en icon}} (2017年1月5日) 2017年1月13日閲覧</ref>。しかし、[[2月]]末に利き腕である左肘に違和感を発症し、開幕を[[故障者リスト#MLB|DL]]入りで迎える事になった<ref name="web1">{{cite web|url=http://www.sankei.com/sports/news/170315/spo1703150021-n1.html|title=プライスは肘の違和感で開幕間に合わず レッドソックスのエース左腕|work=産経ニュース|author=|date=2017-3-15|accessdate=2017-10-3}}</ref><ref name="web2">{{cite web|url=https://www.msn.com/ja-jp/sports/mlb/r%E3%82%BD%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%81%AE%E5%B7%A6%E8%85%95d%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%81%8C%E6%88%A6%E5%88%97%E5%BE%A9%E5%B8%B0%E3%80%81%E4%BB%8A%E5%AD%A3%E3%81%AF%E3%83%AA%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%95%E3%81%AB%E5%B0%82%E5%BF%B5/ar-AArWRw4|title=Rソックスの左腕D.プライスが戦列復帰、今季はリリーフに専念|work=MSN Japan|author=|date=2017-9-15|accessdate=2017-10-3}}</ref>。戦列復帰後は11試合に先発登板して防御率3.82・5勝3敗という成績を挙げていたが、[[7月]]に入って同じく左肘に炎症を発症し、再度DL入りした<ref name="web3">{{cite web|url=http://www.sankei.com/sports/news/170729/spo1707290022-n1.html|title=プライスが左肘炎症でDL入り レッドソックスの先発左腕|work=産経ニュース|author=|date=2017-7-29|accessdate=2017-10-3}}</ref>。[[9月]]の戦列復帰後はリリーフに専念し<ref name="web2"/>、5試合・8.2イニングを3安打無失点2四球13奪三振と好投した<ref>[https://www.baseball-reference.com/players/gl.fcgi?id=priceda01&t=p&year=2017 David Price 2017 Pitching Gamelogs] - Baseball-Reference.com (英語) . 2017年10月3日閲覧。</ref>。レギュラーシーズンのトータルでは防御率3.38・WHIP1.19だった。
 
{{by|2018年}}は先発ローテーションに復帰し、最初の2回の先発で合計14回を投げ無失点を記録し、2回目のフェンウェイ・パークでの先発からの降板の際には[[スタンディングオベーション]]が行われ、球場が熱狂する事態になった。その試合の後、[[アレックス・コーラ]]監督は「彼が健康な時は、リーグで最上級の投手の一人である。」と答えた。4月11日のヤンキース戦に先発登板したが[[手根管症候群]]の軽度の症状で1回4失点で降板したが、故障者リストには入らなかった。レギュラーシーズンでは30登板(30先発)で176回を投げ、16勝・7敗・防御率3.58・177奪三振を記録した。
 
ポストシーズンでは、[[2018年のアメリカンリーグディビジョンシリーズ]]の[[ニューヨーク・ヤンキース]]戦の第2戦に先発した。1と1/3回を投げ3安打・3得点を許し、敗戦を喫した。この試合でポストシーズンでの自身10先発目となり、今までの先発試合をすべて敗戦していることになる。次の登板は[[2018年のアメリカンリーグチャンピオンシップシリーズ]]の[[ヒューストン・アストロズ]]戦の第2戦だった。4と2/3回を投げ5安打・4得点を許し、5回も投げられず勝敗もつかなかったが、チームは7-5で勝利を飾った。第5戦には当初、[[クリス・セール]]の先発登板の予定だったが健康上の理由により登板を回避してしまう。3日の休みのみだったが先発登板することが急遽決まった。6回を投げ3安打を許すも、9奪三振もあり得点を許さなかった。その後、チームは勝利し、自身初のポストシーズンでの先発勝利にもなった。なお、ポストシーズンでの勝利は3勝になりそのうちの2勝はリリーフでの物だった。
 
[[2018年のワールドシリーズ]]第2戦に先発登板で6回を投げ3安打・3四球・2得点と[[ロサンゼルス・ドジャース]]打線を封じ込め、チームも4-2で勝利した。第3戦ではリリーフとして登板し、2/3回を無失点に抑える。第4戦目でもブルペン入りをして肩を作っていた。[[クリス・セール]]はエースで肩の怪我はあったが休息を十分取れていたにもかかわらず、コーラ監督がナショナルリーグの球場ではセールの先発を下げなければならない[[代打]]を用いてくると考え第5戦での先発登板が決まった。[[デビッド・フリース]]への1球目で本塁打を打たれることはあったものの、その後の14打者を抑え込んだ。7回を投げ切って5-1とチームが勝っているところで交代となり、残りの6つのアウトカウントを[[ジョー・ケリー_(投手)|ジョー・ケリー]]とセールが奪い、ワールドシリーズ優勝を決めた。
 
10月31日にチームの優勝パレードに先だって、「私たちは今年優勝を決めた。でももう一度このチームで優勝をしたい。」と言い、オウトアプト契約の破棄を表明した。11月の初旬に、[[全米野球記者協会]]のニューヨーク総会にてポストシーズンで最高な成績を挙げたため[[ベーブ・ルース賞]]の受賞者であることが発表された。少し遅れた同月に、アメリカンリーグの[[カムバック賞_(MLB)|カムバック賞]]を受賞したことが発表された。
 
== 投球スタイル ==
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!colspan="2"|[[メジャーリーグベースボール|MLB]]:11年
|299||289||17||3||10||143||75||0||2||.656||7856||1922.1||1704||192||495||12||56||1853||36||4||762||695||3.25||1.14
|}
* 2018年度シーズン終了時
* 各年度の'''太字'''はリーグ最高
 
=== 年度別守備成績 ===
{| class="wikitable" style="text-align: right; font-size: small; border-collapse:collapse; padding: 1px;"
!rowspan="2"|年<br />度!!rowspan="2"|球<br />団!!colspan="6"|[[投手|投手(P)]]
|-style="line-height:1.25em; text-align:center;"
!試<br /><br />合!![[刺殺|刺<br /><br />殺]]!![[補殺|補<br /><br />殺]]!![[失策|失<br /><br />策]]!![[併殺|併<br /><br />殺]]!![[守備率|守<br />備<br />率]]
|-
|style="text-align:center;"|2008
|rowspan="7" style="text-align: center; white-space:nowrap;"|TB
|5||0||1||0||0||1.000
|-
|style="text-align:center;"|2009
|23||5||17||1||0||.957
|-
|style="text-align:center;"|2010
|32||8||22||0||2||'''1.000'''
|-
|style="text-align:center;"|2011
|34||13||23||4||2||.900
|-
|style="text-align:center;"|2012
|31||6||28||3||4||.919
|-
|style="text-align:center;"|2013
|27||7||25||0||0||1.000
|-
|rowspan="2" style="text-align:center;"|2014
|23||3||15||1||1||.947
|-
|rowspan="3" style="text-align: center; white-space:nowrap;"|DET
|11||1||3||0||0||1.000
|- style="background-color: #f2f2f2;"
!style="text-align:center;"|'14計
|34||4||18||1||1||.957
|-
|rowspan="2" style="text-align:center;"|2015
|21||9||17||2||1||.929
|-
|rowspan="2" style="text-align: center; white-space:nowrap;"|TOR
|11||5||6||0||0||1.000
|- style="background-color: #f2f2f2;"
!style="text-align:center;"|'15計
|32||14||23||2||1||.949
|-
|style="text-align:center;"|2016
|rowspan="3" style="text-align: center; white-space:nowrap;"|BOS
|35||5||22||0||2||'''1.000'''
|-
|style="text-align:center;"|2017
|16||6||6||1||0||.923
|-
|style="text-align:center;"|2018
|30||6||20||0||0||'''1.000'''
|-
!colspan="2"|通算
|299||74||205||12||12||.959
|}
* 2018年度シーズン終了時
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== 関連項目 ==
* [[MLBドラフト全体1位指名選手]]
* [[メジャーリーグベースボールの選手一覧 P]]
* [[w:List of largest sports contracts|List of largest sports contracts]]