削除された内容 追加された内容
110.85.45.184 (会話) による ID:69494517 の版を取り消し
タグ: 取り消し
15行目:
 
== 孟子との対話 ==
『孟子』には梁の恵王として登場する。ある時、恵王は[[孟子]]を招いて「私は洪水が起きた時はその地の民を移住させ、飢饉の時は食糧を与えるなど心を尽くした政冶をしている。これほどまでに徳を施しているのに、どうして我が国の増えず、他国元に集ま人口は減らないのだろう」と訊ねた。孟子は「王は戦争がお好きですので戦争で例えさせてください。」と暗に皮肉った上で、戦場から百歩逃げた兵士を五十歩逃げた兵士が笑ったらどう思うか?という[[例え話]]をし恵王の徳など何ほどのともないものだとれが世にう事を諭した(われる「五十歩百歩」の故事成句となった
 
恵王の時代の魏は、韓・趙・斉・秦の四ヶ国を敵に回した事で戦争が増え、相次ぐ動員によって民は疲弊していた。韓と趙は恵王が即位する以前から抗争状態にあったが、斉や秦とも敵対したのは恵王の野心が招いた失策とも言えた。孟子は恵王の好戦的性格を戒め、それを改めない限りどんなに小手先の徳を施しても無駄である事を暗に諭したのだった。
 
== 脚註 ==